いつの頃からでしょう?
「目標設定!」
っという言葉がスタンダードになったのは・・・。
今ではどの企業でも「目標設定」は当たり前になっております。
一つの基点はバブル経済崩壊後の欧米式マネージメント手法の
日本における拡大にあると思います。
所謂「実績主義」です。
私も人生・仕事において「目標」はとても大切なものだと思っております。
一方で多くの企業で行われている「目標設定」には常々「???」を持っております。
それはまず一つに実質的に自分で目標を設定できない現実にあります。
企業においての目標設定の主眼は「数値」にあります。
(スキル等非数値目標も設定している事も理解しております)
特に営業部門など売上に関わる部署の方々に関しては、
諸々目標設定していても上司が望んでいるのは「売上」「利益」などの
数字オンリーであることが見え見えです。
またその「目標」は有言・無言含め実質上司が設定し、
社員は「イエス!サー」といった状態です。
本来あるべき目標とは(仕事においては)、自分が仕事を通して未来・近未来どのように
なりたいか?という『目的』があって始めて「目標が設定」できるものなのです。
そして『目的』があった中での「数値的目標」は非常に目指すべきフラッグとして
効果的になります。
今現状日本で広がっている「目標設定」は何かが歪み、
ピンポイントで会社に都合が良い部分だけをピックアップして
利用されているのです。
私が尊敬し、本で学ばせていただき続けている
「師匠:ピータードラッカー氏」
も数十年前からこの「目標設定」について繰り返し提言されております。
私のその経営の神:ピータードラッカー氏の提言内容のごく一部を
都合よくピックアップされているように見え、もったいない気持ちでいっぱいなのです。
「目標設定」「目標」についてしっくりこない方。
自立的「目的と目標」を持ち、イキイキと人生を送りたい方。
是非一度本で読んでみて下さい。