企業においては必ずといってもいいほど
「数値目標」
が存在します。
確かに目標を設定することは大切ですし、数値化することは解りやすいものです。
外食店舗においては店舗売上、利益を目標におくことは最も理解しやすのです。
目標をもつことで、自分がどこに向かって日々精進するべきなのか?
目標があることで上司、同僚、部下とのコミュニケーションもとりやすくなる。
それぞれ理由はあるかと思います。
しかし外食企業における「売上」「利益」は全ては、
“お客様評価”
であり、意図的に売り上げるものではありません。
我々の仕事はいつ何時でも、
「お客様の笑顔」
を追い求めることであり、
「仲間が笑顔でいられる環境」
を追い求めるのが仕事です。
すなわち上記2項目を実現させることが全てであり、
仕事における“目標”なのです。
数値目標を掲げるリスクとして、この大名目が霞み、
「数値絶対主義」
に陥る事です。
まずは肌で、心で、頭で・・・、
私達の仕事の原点を見失わないようにすることが大切です。
皆さんのお仕事でも大切な「核」となる原理原則を忘れないことを
心に誓えれば「数値目標」も有意義な道しるべになるでしょう。