今、羽田空港にて飛行機出発を待っております。


今日はこれから一路

「富山」

へ。。。


ちょうど座っているいる椅子の前のTVを見ておりますと、

「教育でニッポン再建!~新時代に必要な人材は?」

と題した討論番組がやっております。


何だか不思議なタイトルです。。。


その時代ごとに教育を変えなければならないのでしょうか?


討論内容を聞いていてもまるで

「人を製造する」

かのような内容です。


そんな小手先のテクニックで人なんて育つのでしょうか?

少なくともまともな人間が“製造”できるとは思いません。


職場でも、学校でも、家庭でも・・・、

一番大切なことは、その人を愛し、コミュニケーションを密にし、自分達の振る舞いを正す。

その子、その方に「変わりなさい!」「成長しなさい!」というのではなく、

常に自分達が「変わり」「成長し」「向上する」ことが大切です。


子供や生徒、部下は必ずその親、上司、先生の振る舞い、言動、行動、考え方に

似てきます。それは教えなくとも・・・。


教育とは何か?

私は教える側、影響を与える側が成長し続け、正しい行動をとる。

他人との関わり方、仕事への取り組み方、間違ったときの謝罪の仕方・・・、

全てが見られている意識を持ち、正しく振る舞い、正しい言動、正しい行動をとる。

これに尽きると思います。


何故今、「引きこもり」「ニート」と騒がれるか?


答えは簡単です。

その引きこもったり、ニートをしている方に影響を及ぼす立場であった方々(親、教師など)が、

「仕事から疲れきって帰宅する」

「仕事にため息をつきながら出社する」

「社会に対する愚痴、文句ばかり言う」

「プライベートもつまんなそう」

「成績が全てで判断する」

「学歴で判断する」

「言う事を聞く子を可愛がる」

などなど。。。


その子達は、そんな環境で育ち社会に希望が持てるでしょうか?

仕事をするのが楽しみになるでしょうか?社会に必要とされている実感が持てるでしょうか?


難しい「教育論」を話す前に、もっと当たり前のことをみんなで

振り返る必要があるのではないでしょうか?