弊社は外食産業専門コンサルタント会社です。

(いまさらですが・・・)


業務の中でも大切な一つが

「新規開店支援」

です。


新規開店のお店には沢山の新人パート・アルバイトスタッフさんが入店されます。

チェーン店では1人当たり平均の研修時間は一日3時間×4日です。

(当社データより)


さらにはお店、企業のルールや事務手続きも含まれますので、

実質研修時間は10時間ほどとなってきます。


そんな現実の中、いかにして開店までに戦力化を図るかが重要です。


“戦力化”というと店舗におけるお仕事(作業)レベルを上げる事を想像されると思います。

それも確かに重要です。


しかしチェーン店(個人店もそうですが)においてもっと重要なことは

「離職率を下げる」

ことなのです。


折角求人に投資をし、研修に投資をする中、

お店で最も離職率が高くなるのが、研修前の段階の事前辞退~開店1週間以内です。


スタッフさんは新しい環境への不安、研修中の緊張、営業への不安、

人間関係への不安や不満を持ってらっしゃいます。


作業というのは実際出勤日数を重ねるごとに成長し、向上します。

しかし外食企業は研修中の作業力アップが一番の重要度として考えています。


それは大間違い!!


一番大切なのは、何かのご縁でお店の面接にお越しいただき、

何かのご縁で採用させていただき、不安の中研修を頑張っていただき、

緊張の中本番の営業に出勤してくださるスタッフの皆さんに持続的・永続的に

お店で働き続けていただける環境作りなのです。


その為には企業として

☆面接での社員さんの振る舞い、言葉遣い

☆採用の電話での言葉遣いと声のトーン

☆研修等の事前説明のオリエンテーションでの段取り、表情、言動・・・

☆研修の段取り、内容、雰囲気、言動、表情・・・

☆出退勤時のフォロー、何気ない会話、名前を覚える

☆その他


作業スキルばかりに目を向けずに、

「楽しい雰囲気の職場作り」

「感謝の気持ちをもったスタッフさんへの振る舞い、言動」

「通いたくなる職場作り」

「働き続けたい人間関係の構築」

「学びたくなる環境作り(仕事の楽しみ)」

を強く、強く意識しなければなりません。


チェーン企業の成長とは・・・、

○お店を出店し続ける

○赤字店を出さない→赤字店から目を背けない

○赤字店は再建かスクラップか俊敏な判断と行動をする

が大雑把な秘訣です。


その根底には、お客様の最前線で働いてくださる

「スタッフさんの存在」

に何よりも目を向けなければなりません。


環境を整える→お客様を必ず笑顔にという統一したベクトルを向く

→いつでも感謝の気持ちで→スタッフさんの心構えが育つ

→お店が育つ


お店はテクニックで集客するものではありません。

お客様はテクニックで笑顔にはなりません。

美味しいものがあるだけではお客様は喜びません。


もう一度「外食」の原理原則、基本中の基本に回帰してみましょう。