最近様々な外食チェーンの店舗に伺っていると、
とても心配になる流れがあります。
「客」の立場として伺うわけですが、
普通の方はどれ位気付いてらっしゃるでしょう?
特にファミレスチェーンは気になります。
ユニフォームではなく、ネクタイを締めている方が大抵社員さんなのですが、
やけに数が少ないのです。(特にホール)
全体の流れとして、
☆値引き
☆安売り
☆集客キャンペーン
が立て続けで行われている状態です。
ということはかなり「フードコスト」(F値)を圧迫しているのです。
外食産業は2大コストと言われる
「Fコスト(商品コスト・フードコスト)」
「Lコスト(人件費)」
=「FLコスト」
で大部分が構成されます。
総売上に対してFLコストが50%~60%です。
(60%を越えると一般的な業態は成立し辛くなるといわれております。)
このデフレ的現象下、「F値」が圧迫されているのが、
「L値削減」に繋がっている事は明確です。
この背景には、
「安売り、実質値下げをしなければ集客できない」
という思い込みや、
「顧客は商品で満足度を決めている」
という思い込みにあると考えられます。
確かに上記2項目も顧客満足度には重要なポイントではあるのです。
しかしその結果招く事は、
☆現場の疲弊
☆離職率アップ
☆サービス満足度ダウン
☆従業員満足度の劇的低下
であることは明確です。
この値引き・安売りの施策は結局のところ、
「場当たり的手法」
「短期的手法」
であり、外食チェーンとしては結果として命取りとなります。
このような時代だからこそ、短期的にものを見ず、
まずは『現場の基礎作り』に着手するべきです。
最近の流れを見ていてとても心配になっております。