不動産業界に身をおいて10数年間
紆余曲折有りましたが、これまで経験してきた事を現わして行きます。
好感触の面接も有りましたが、中々、連絡が来ない状態が続いていました。
期間でいえば、1カ月程度でしたが非常に長く感じました。
世の中から取り残されてしまう・・・
朝起きて行くところが無い・・・
等
不安で押し殺されそうな日々が続いていました。
そんな時に時間は沢山あるので読書をする時間が取れました。
自己啓発系の本、近代文学等幾つか読んでいました。
自己啓発系の本は、数か月で姿を消し、また、新たに発生してくるのに対して
近代文学は、何十年と言う時を超えて残っているのは何か理由があると思っていました。
芥川龍之介の「人生は一行のボオドレエルにも若かない」と言う言葉には、当時、良く分からない状態でしたが芥川の作品の魅力に取りつかれた時期でもありました。
1カ月程度の期間が非常に長く感じながら贅沢な時間を過ごせたと思います。
採用に時間がかかるのがこの時期の特徴のようでした。
原因としては、先行きが見えない中だったので、採用に中々踏みきれない状態だったようです。
何とか、働ける場を頂いて、不動産業界に戻るチャンスを貰う事が出来ました。
最後まで読んで頂き有難う御座います。