業界には表には出ない事件、事故が時折発生します。

最近は某大手プロダクション(業界一有名女優さんが在籍)のモデルの親が訴えを起こし、回収騒ぎに発展、1千万円以上の損害金を請求されました。

もちろん比較的優良に営業している事務所さんでした。

騒ぎの対象のモデルは18歳で、高校は卒業した年齢でしたが、国の法律(条令)では、

①18歳未満は出演禁止。厳密にいえばアダルト系お仕事の話をするのも違反。
②18歳以上20未満の人には在籍・出演に関し、保護者の同意が必要。
③20歳以上の成人は本人の承諾・同意があれば良い。

労働基準法に基づく見地なので、アダルト系に係わらず本来労働をする法律です。

ただし有害業務斡旋は上記とはべつに認められていません。

ではなぜAVの仕事がまかり通っているのか?

それは『被害者を出さない』って事を厳守することに尽きます。決して法的に許させている訳ではありません。

国の法律・条令は破ると即検挙という為に作られているのではなく、被害者を出すな、その為にはルールはあらかじめ作っておきますよ、というものだと思います。

パチンコ・消費者金融から交通ルールまでと同じで。

だから私たち業界の人はこの業界ならではのコンプライアンスを確立して、運営しなくてはいけません。

最近は20歳未満の出演は親の同意有り無し関係なく、出演を認めないメーカーも増えています。

これから出演を希望されている方は、ある程度、条例・法律など最低限知っておいてください。

同業者のほとんど(一部悪い考えを持った奴もいます)は悪いこと・警察に捕まるようなことをしたいわけではありません。

僕は「法の抜け道」や「必要悪」という言葉が大嫌いです。

この仕事にやりがいを持っているモデルさんや、この仕事で現状の生活を支えているモデルさんがいます。もちろん裏方さんもこの仕事で生活を支えています。だからこそ、すこしでも、働きやすい環境を整えられればと考えています。