被災地緊急支援 | 武学士のブログ BUGAKUSHI BLOG

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「東日本大震災 緊急支援並びに現地調査報告書」

実施日:2011年3月17日~21日

支援先:赤印地域
岩手県下閉伊郡山田町
役所豊間根支所
山田町立大沢小学校
山田町立山田北小学校
ふるさと支援センター

岩手県下閉伊郡大槌町公民館
(避難センター)

視察先:盛岡市、釜石市、大船渡市、気仙沼市

《支援内容》
無洗米、毛布、衣類、敷マット、大人用紙おむつ、小児用紙おむつ、レトルト食品、タオル類、テッシュ類、粉ミルク、飲料水、一般医薬品、携帯用カイロ、カップ麺、カセットコンロ、他生活必需品全般

《支援量》
2トントラック3台(金沢2台・東広島1台)、バン1台(沼津)

《支援元》
(社)金沢青年会議所 卒業生 志吠会、(社)金沢青年会議所 、(社)白山青年会議所、(社)氷見青年会議所 、(社)沼津青年会議所、(社)東広島青年会議所

《調査内容》
(1)避難所状況並びに被災地状況
(2)被災地までの導線
(3)被災地のニーズ
(4)今後の支援(短期・中期・長期)

(1)避難所状況並びに被災地状況
青森県より茨城県に及ぶ沿岸地域は、地形や海抜の違いもありますが、津波によって多くの被害が報告されています。
その沿岸部でも支援実施日まで主要道路が家屋残骸等で未開通であり、壊滅的な被害を受けた山田町・大槌町よりBRA10チームの盛岡在住メンバー宛てに救援依頼が届きました。
その為に本地域並びに近隣地域の物資が届き難い地域に絞込み救援に向かいました。

(依頼を受けた岩手県下閉伊郡山田町役所豊間根支所)

豊間根支所より依頼され、他の避難所に配布すると言うことで一部の物資を下ろすが、支所に避難する方々が優先して使ってしまいました。
この地区は内陸にあるために、緊急性が無いと判断して3分の1に留める
他の避難所を確認して物資輸送を行う。
しかし現段階で可能な地域のみが示される、他に未確認な避難所があり、役所でも把握できていない

(山田町大沢小学校、道路が復旧して自衛隊並びに赤十字医療所を立ち上げ中)
(避難所には自衛隊より物資が届き、水、食料、毛布、布団、灯油等が届いたが仕分けするスタッフがいない)
(避難物資には支援元・配送担当とBRAの事業であることを記載してあります)

《被災地状況》
(山田町大沢地区)
(山田町の中ではこれでも比較的良い方の被害と思われる。10M の津波防潮堤があるが軽々と超えてきた。)
(自衛隊によって整備された国道41号線)
(自衛隊は道路復旧、救援物資輸送、行方不明者捜索、遺体収容、撤去作業を行っているが全てに完璧に出来るはずがない。民間の力が必要)

《被災地状況》(山田町陸前山田駅周辺)
(山田町の中心街。津波発生直後に火災が発生してほぼ焼失)
(津波と同時に襲った火災はまだ鎮火したばかりでこれから捜索活動を行う)
被災地状況(吉里吉里地区)
(捜索終了の印がついている、○は誰もいない、○と×は捜索搬送完了、×は搬送したが全て確認が取れない)
(全てが流されて基礎しか残っていない。また、内陸数キロまで見渡す限り同じような状況)
(壊滅状態、町がありません)
(流された残骸が山側に集まっています)
(標高の高い地域までこの惨状です)
(比較的高台にある3階建てのショッピングセンターですが壊滅してます。残った商品は略奪されました)

(2)被災地までの導線
盛岡市→山田町 (113km 2時間30分)
盛岡市→釜石市→大槌町(134km 2時間45分)
山田町→大槌町 (16km 26分)

(3)被災地のニーズ
(避難所の状況を確認し、足りてるもの、足りないものなどのニーズを聞き取り調査を行いました)
揃ったもの
寝具(マット以外の寝具・毛布)・米・水・衣類
基本的生活用品

《不足物》
医薬品(市販薬)・哺乳瓶・マットレス・生鮮食品・通信機器・洗濯機
消耗物は常に補給が必要です。

(国道が開通し、自衛隊や災害協定を結ぶ市町村から物資が続々と運ばれています。しかしこの物品を仕分けして、各避難所に運ぶ人員や自動車並びに燃料が不足しています)
*常に避難所を巡回してニーズを聞き取り、即座に反映できる仕組みが必要です。

(4)今後の支援(短期・中期・長期)
<短期の支援>
支援物資の仕分け
各避難所への配送
病院への通院送迎
捜索並びに撤去作業
貴重品(思い出の品)の保管
人材の募集(介護・看護・保健婦ボランティアの確保)

<中期支援>
就学児童・学生の支援
要介護者の支援
再就職の支援

<長期支援>
復興または移転後のケア
健康及び心身のケア
多角的に実践できるリーダー育成

現状で必要なのは、インフラを整備する自衛隊、医者、徳を持った判断が的確に出来る政治家
それ以外の方は被災者の足を引っ張る可能性があります。
現在、義捐金はあまり効力を発揮しませんし、心のケアや、雇用、自律支援はもっと後の話です。
上記を踏まえ、即急なボランティアセンターの立ち上も考慮に入れるべき、
原発で大変な福島は全国各地から支援に来た消防隊、警察隊、救急レスキューでいっぱいに・・ かなりモノモノしい戦後の感じでした。
福島の被災地には入る事が出来ませんでした。
緊急支援 物資の受け渡しを終え、
何もかも想像を絶する壊滅状態の町を見下ろし
村の人たちにとって、美しかった故郷の現状は昨日まであった

 学校が無い 、家が無い 、友達が無い 、商店街が無い 、美しかった町が無い
 家族が無い 、そして遺体すらない

すべてが無い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
絶望すら感じる事のできない
言葉がでない、私は何をすれば良いのかを考えていた
はじめは町の人に話しかけていましたが、途中から辞めました
生き残られた人達が
あまりにも現実離れしすぎている現実を
処理できていないことに気づいたから

15000人の町で3000人しか生存確認が出来ていない・・・・・・・・

数人の被災者の方からの証言と
生きのこった人からこんな感じをうけました

いい人、悪い人など関係なく みんな死んだ
信仰心の強い人も、神社、お寺、教会と共に津波に飲み込まれていった
仏様・神はいません
スピリチュアルは要りません
『祈り』などつうじません、必要ありません

お金も意味ありません、大切なのは
生きたんだ、精一杯
生きたんだと言う思い出だけ

被災地では
『良いこと言う人』は要らない
『良いことやる人』が求められてる現実がある
この状況から学べることがいっぱいありました。
本当に人間の無力さを感じてます
何を思い、何を考えて生きていくべきか

【今、一番必要なもの】
食品や毛布などはかなり沢山もモノが届いていますが、
平等分配の方法や順番などをてきぱき指導できる指導者が不足しています。