昭和大学での開発教育
昭和大学の開発教育で講師を務めたレノンリー。
学生さん達は非常に熱心に学ばれてたそうです。
差別のことや、経済格差、貧困を解決するには?
自分の生活がアジアの国を苦しめていることなどを映像やデータを通じて学んでいくのが開発教育、相手の立場に立って考える訓練が多くとりえれられているのが特徴です。

「武学」を学ぶにあたって一つ超えなければならない大きな山があります。
「武学」は「孫武(孫氏の兵法)」を基に組み立てられました。
「孫子の兵法」の一番初めのくだりは最もよく知られている言葉で始まります。
「相手を知り己を知れば100戦危うからず」
相手のことを良く知り、自分の事を良く知っていれば、100回戦をしても負けることはない。
実はこの言葉非常に奥が深いのです。 相手も自分も戦力を把握していれば、強い奴とは戦わないし、弱い奴とは戦う必要が無い。 実はこんな簡単な意味で花ありません。
「己を知る」
一体己とはなんでしょうか?
「己とはなんですか?」これに明確に答えれる人は果たして地球上に何人存在するでしょうか?
私たちは私たちとは何者であるかを知らずに生きているのです。
己の姿を客観的に見る。 それも一つの方法でしょう。
では、どの角度から? 自分の世界だけ? 人類で? 地球規模で? それとも宇宙?
果てしなく変わります。
しかしどうでしょうか? 私たちは世界第2位の先進国「日本」に住んでいます。 そんな私たちは自分の世界だけで己を見ていても良いのでしょうか?
自分は良くても社会に悪影響を及ぼしている場合もあるし、社会に良くても地球に悪影響を及ぼしている場合があります。
私たちはどの視点から「己」を定義するのでしょうか?
それは実は私達一人一人にゆだねられているのではないでしょうか?
「孫武」の伝えたかった「己を知る」は只単に戦に負けない方法ではないはずです。 「己」の視点をどこまで上げるのか。 そしてその視点から相手を見たならばどうなるのか。 そして得られる結果はどのような世界なのか・・・・。
「孫武」は万感の思いを込めてこの冒頭を書いたのではないでしょうか。
「己を知る」事は決して生易しくはありません。 時には知りたくない真実も目を向けなければならないときがあります。
そしてこれが「武学」を学ぶ入り口でもあるのです。
しかしどうでしょうか? 私は自分はどの視点から見ても確固たる己が存在する。 そんな人間でありたいし、そんな生き方をしたいと思うのです。
そしてそれが「人間」という生き物ではないのかと思うのです。
RH