河瀬直美監督 映画『殯の森』&トークショー
以前から気になっていた河瀬直美さんの映画
。
『殯の森』 を見に行ってきました。
『殯』は
『もがり』と読むそうで
敬う人の死を惜しみ、しのぶ時間。またその場所のこと。語源に「喪上がり」、喪が明ける意だそうです。
昔と比べて
人々は、病院で死を迎え
いつのまにか、死を身近に感じることがなくなった昨今に
問いかけているような作品に思えました。(あくまでも私の感想ですけど・・・)
私は以前ホームヘルパーの実習で
特別養護老人ホームにいったことがあります。
そこでの風景と少し重なった感じがしました。
きれいだけど、どこか無機質で
生活観のないホームの部屋。
そこには
タンスがあるけど、どこに何を入れるかも決められている。
お気に入りの洋服やセーターにも
すべて名前を書いている。ふらっと1人で散歩にでる自由が、そこにはない。
飲む水の量も何時にお風呂に入るかも
すべて管理されているホームでの生活に、人は何を想うのだろう。
『生きている実感がしない』という映画の中のセリフ。
しげきさん ってはまり役だったなぁ。
真ん中だけ歯が抜けてて・・・(笑)
映画が終わった後に
なんと河瀬監督のトークショー
がありました
![]()
案内に整理券を13:00~配布となっていたので、てっきりだめだと思っていただけに
うれしさが込み上げた。![]()
![]()
もしかして・・・あの黄色い紙が整理券だったのか・・・![]()
16:45頃にあわてて入場券を買ったので
よく見てなかったかも・・・ とにかく嬉しいハプニングでした![]()
ハナから見れないと思ってたので
デジカメのバッテリーを充電してくるの忘れて
ピンボケなのがくやしぃぃーーーーよ
河瀬監督 X 松江哲明さんのトークショー。
はじっこにいるのは河瀬さんの4歳の息子さんだそうで
愛嬌があってとてもかわいい。
お母さんに
ひっつこうとして一生懸命で、ほほえましいです。
河瀬さんの言葉はなぜか
不思議と自分の心に水のように、浸み込んでくるのだ。
私が河瀬さんと初めてみたのはNHKのドキュメンタリー
だった。
河瀬さんが母校の小学校を訪ね、生徒にカメラ
を渡して
自分の家族を撮ってもらうというもので
何年後かにまた、同じように家族を撮ってもらう。
当時小学生だった子供たちはそれぞれ成長し
大人になった目線でそれぞれの家族を再び撮っていくというもの。
時間の経過の中で
お母さんが亡くなった人、一人暮らしを始めて真っ暗な部屋の電気をつけるのを
撮影する人。
それらをみて生徒たちに何を思ったのかと自分の言葉で語らせようとする河瀬さん。
『自分の言葉で話すこと』、
それが大切なんだなぁとそのドキュメンタリーを見て思いました。
その画面の中でみる河瀬さんに
とても好感
がもてたのが、はじまりだった。
トークショーの中で
『NHKの私がほんとの私じゃありませんから』とか
『ハセキョー(=長谷川 京子) 大根役者』の話はおもしろかったな![]()
自分を見つめなおすこと、できそうでできないけど
もっと丁寧に日々を生きようと思う。
あれから、
もうすぐ2年になるんだなぁ。
あれから、私は・・・ど----でもよくなってしまった
かも知れないね![]()
よく言うでしょ?『眠るように安らかに亡くなる』って。
そんなの嘘。
最後はもがいて、
苦しんで、暴れて・・・・暴れて・・・意識がもうろうとしてる中で
痙攣して、ものすごい力で暴れるの。
それで急にパタンと動かなくなるっていうのが真の『生死』だったりする。
それを教えてくれたあの子。
5歳2ヶ月。
あなたは、今どうしてますか?
私の心の中には、まだまだあなたが笑っています。
時間が解決してくれるなんて嘘だよ。
だって家族だもん![]()
大切な大切な家族だもん
たったひとりのかけがえのないあなた。
同じ人なんて絶対にいません。



