慣性モーメントは一般に記号Iで示され、並進運動における「慣性質量 」に対応する。
単位は[kg・m2]である。
| 並進運動 | 動きにくさの指標 | 慣性質量 (m) |
| 回転運動 | 回転しにくさの指標 | 慣性モーメント(I) |
静止している金属製の円盤を回転させるとしよう。
Aの円盤は、金属板1枚分
Bの円盤は、金属板3枚分
である。
この場合、Bの方が回転させにくいことは直感でつかめると思う。
Bの方が回転させにくいのはなぜか?
Bの方が、慣性モーメントが大きいからである。
慣性モーメントは、回転しにくさの指標である。
力のモーメント
に抗して、回転しまいとする能力と言ってもいい。
今度は上記の円盤A、Bがともに一定の角速度
で回転しているとしよう。
これらを手で押さえて回転を停止させようとすると、どちらが楽に停止させられるであろうか?
この場合、Aの方が楽に停止でき、Bを停止させる方が大変であろうことは容易に想像できる。
これまた、Bの方が、慣性モーメントが大きいから停止しにくいのである。
慣性モーメントは、加わった力のモーメント
に抗して、現在の角速度
を維持しようとする能力でもある。
物体があればそれだけで慣性質量
が決まる。
一方、慣性モーメントは、物体があるだけでは決まらない。
どこを軸にしてその物体を回すかによって、回転しやすい/しにくいは変わってくる。
つまり、回転軸の位置・方向に決めて初めて慣性モーメントが決まるのだ。
同じ物体でも回転軸の位置・方向によって慣性モーメントは変わってくるということだ。
【物理学解体新書より抜粋】
注>ベイトフィネスねたで明け暮れる日本市場、それを否定するワケではありません。
と、前置きしてから本題に入りますw
ごく普通に、一般的に「タイニープラグ」と呼ばれる5g以上のルアーをキャスティングする場合、
スプール自体にある程度の重みがある方が慣性のモーメントが強く働くため、それを強い磁力(実際には磁束帯を回転するディスク=電磁ブレーキ)でセーブする方が飛距離が稼げると言う事。
先の説明の通り、重たいスプールでは、初期の「回転のしにくさ」を補う為に、クイック(スナップを効かせた、遠心ブレーキでも使うような)キャストを行う必要が出てきますよね。
そして、一旦回転を始めると慣性が働きスプールは回転を続けるワケですので ある程度の磁束帯強度が必要となります。なので、ローターが変に引っ込んでしまうと都合が悪いワケですよね。
PX68では無く、スティーズのローターを固定したディープスプールにPEで下巻きを入れてフロロ12Lbを50m巻く根拠。
一応こんな考えでやってたりするのですがね。
ま、そう難しく考えなくても、使ってて気持ちよければエエやん?って事。
ただ、それだけですねw
BUG的マグネットブレーキ考として
重いスプール、可変しない強い磁束帯、そしてクイックなキャスティング。
このセッティングが出せればと日々ブレーキをイジって勉強するワケです。
あぁ、ダイワの勉強教材が不足している・・・・
これって単なる物欲か?(爆笑)
