2022年3月 犬の話 その6 | 初めての犬飼い日記

初めての犬飼い日記

シゲという名前の保護犬を飼うことになったアラフォーオッサンの記録です

うちのシゲは元保護犬である。

なんという団体に保護されたのか知らないし、どこで保護されたのかも知らないけれど、元保護犬なのだ。

 

日本では野猫と比較すると野犬が極端に少ない。

 

私が子供の頃(40年近く前)は、まだ普通に野犬が近所をうろついていたように思うが、それもこの数十年の間にほぼ見掛けることがなくなったと思う。

 

これは、野犬は保健所や保護センターが積極的に捕獲・保護しているお陰だということらしい。

 

では何故、野犬を保護するようになったのか?

これは単純明快で、狂犬病の感染を防ぐ為というのが最大の理由。

狂犬病は人畜共通感染症で、致命率100%という恐ろしい病気なのだ。

 

その保護活動のおかげもあってか、日本国内では狂犬病は撲滅されたと言われている。

 

ただ、この病気は犬だけではなく、猫にも感染するのである。

本来であれば、野猫も積極的に保護すべきだろうと思うのだが、野犬保護と比較するとそこまで積極的には行われていないように感じる。

 

実はこれも理由は単純で、猫の保護が犬のそれに比べてとても難しいからというものらしいのだ。

 

まぁ、少なくとも日本国内では狂犬病は撲滅できているということになっているので、野猫に咬まれて狂犬病を罹患した…なんて話は、ほぼないとは思う…思うのだけれど…。

 

地域猫とか言いながら野猫に餌付けしている人達、本当に大丈夫なの?とは思う。

 

 

次に、愛護センターに保護された動物がどうなるか?

一定期間を過ぎても飼い主が現れなかったり、譲渡先が見つからなかった場合はガスによる窒息死させられているようである。

 

こういった事情から 『 命に期限のある保護犬の里親になりませんか? 』 という声が挙がるのは納得できるのだ。

 

この声自体は理解できるのだが、ペットショップでの生体販売に反対したり、全てのブリーダーを悪者のように仕立てるのは間違ってないか?とも思うのよね。

 

ここから先は日本国内に限った話にはなるのだが…

 

先述した通りに野犬は減っている。

保護活動が続く限り、減ることはあっても、増えることはないだろう。

これは、犬という生き物の絶対数が減り続けているということにならないだろうか?

 

人間の手によって、野生種としては終焉に向かっているこの状況で、更にブリーダーによる繁殖まで止められてしまっては、犬達はどうやって増えればいいのか?

 

これは避妊・去勢手術を積極的に受けさせている地域猫にも言えることで、犬・猫好きの人達による種の根絶が行われているように思えて仕方ないのである。

 

虐待を推奨しているわけでも、殺処分を推奨しているわけでも、無責任に産めよ増やせよと言っているわけでもないのだけれど、動物愛護が過ぎるあまりに長いスパンで考えると逆効果になってはいないか?と思うことがある。

 

ただ、だからといって、どうすればベターなのか…

その方法は正直思いつかない…

 

おそらく、自分の両手で守ることのできる範囲で、責任をもって終生飼育することしかないのだろう。