今朝の母は探し物してます(^-^;)
 
自治会の配布するものを預かったというのですが、
どこへ置いたのかみつからない、といいます。
自治会の役員だったのは2008年のこと。
まだそのころの記憶がどこか残っているのかも知れません。
それと昨日、回覧板が来たことで
「自治会の配布するものを預かった」という記憶に摩り替わった可能性もあります。
 
いずれにせよ、この妄想は2回目なので
「お母さんの勘違いだよ~んヽ(´▽`)」と、繰り返しなだめています。
母は「間違いなく預かった」と、自分に確信を持っていますが
それもそのはずで、妄想が自分の経験として記憶に残ってしまったからなんですね。
介護する人には、こうした患者の真相心理を理解してあげることが必要です。
 
こういう場合は母の気が済むまで探しモノをさせてやることにしています。
危険をともなわない行動であれば、気が済むまでさせてあげるのがいいようです。
なまじ、無駄な行動だからと頭ごなしに叱ったり止めさせたりすることは
患者の心に不信感や嫌悪感を刻み込み、これが蓄積するともっと大変なことになります。
 
まず起こりうるのが「感情爆発」です。
突然、怒り出したり、大声で怒鳴るようになったり、介護する人に対して暴言を吐くような
異常行動を起こすようになります。
善悪や良心の呵責もなくなっている場合は、刃物で介護する人を切りつけたり
最悪殺してしまうケースもあるようです。
 
次に考えられるのが徘徊です。
患者が何も告げずに家から出てしまうと探すのが大変です。
別居する親族や親しい人のもとへ行きたがるようになるケースもありますが、
近所に居る人であれば、なるべく連れて行って会わせてあげましょう。
遠方で会わせるのが困難な場合は、先方に事情を説明してから
電話などでお話させてあげることをお勧めいたします。
既に亡くなっている人に会いたがる場合は・・・
故人の写真などを持たせてあげるといいかも。(^-^;)
 
徘徊行動が起きる理由のひとつに、患者が自分の居場所を求めていると考えられます。
家族から何やっても叱られたのでは、自分の居場所が無くなってしまいますよね。
これは患者に限らず、健常者でも子供でも同じことがいえます。
非行少年(今でもそう呼ぶのか知りませんが)が
家に帰らず友達宅に泊まったり、夜の街を徘徊するのは全く同じ理由だと思います。
 
母の妄想の話にもどりますと、
しばらく探し物したら、自分が何を探していたのかを忘れてしまいますので、
探し物は自然終了します。 o(´▽`o) 母へひとこと、お疲れ様。