nekodaraぶろぐ。 -8ページ目

葦の海の奇跡。

スーパーの繁盛時、いくつもあるレジには全て長蛇の列。

その為、レジ前の通路は封鎖状態。

スーパーに行きなれた人には見慣れた光景だし、常識だ。

たまに「ちょっとごめんなさいね」と言葉だけは慎んで、強引に人を掻き分けて進むおばさんもいるけど。

本日、僕が醤油やらシメジやらをカゴに入れてレジに並んでいると

遠目に、からっぽの買い物カゴを乗せたカートを引いて、三十代くらいの女の人が歩いてきたのが見えた。

大型のスーパーならともかく、こんな小狭な地下スーパーでカート引いてる人はあまり見ない。

だから目についたのだとは思うけれど、結構な人混みの向こうにその人を見つけたのだから、何かしらの感が働いたのかもしれない。

カートは真っ直ぐ歩いてくる。丁度、レジ前の列と交差する様に真っ直ぐと。

おいおい、流石にそれは通れないぞ。僕はカートから四列も奥から見ながら思っていた。

しかし、カートはスピードを落とさない。

僕はいよいよギョッとして横目から真正面に向き直ってカートを見た。その直後

「どけテメェらァッ!!!!!!!!!」

スーパー中、怒声が響く。レジ店員の手元も止まる。

いつの間にか列は真っ二つに割れ、カートはガタガタと進んでくる。

気づけば僕の前にいた人も前に詰めていて、僕の目の前にも道が出来ていた。

オマエはモーゼの生まれ変わりか。

「…ほう」なるほど、こんな方法が…と思ったら、つい感動詞がもれてしまった。

僕の目の前を通っていくカートは

「きちがいですいませんねェッ!!!!!!!!」

ってまた叫んだ。なんだよ、自覚あるのかよ。

髪の毛真っ黒で束ねてるし、服装地味だけど、普通っぽい人だから余計驚いた。

あの人と一緒に居たら道に詰まる事はなさそうだ。

もちろん、チキンな僕は精神的に堪えられないだろうけど。

その肉、何%。

ふくよかなおばさんが

焼肉屋から一人で出て来た。

灰色のシートに覆われた我がマンション。

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お前…

ヒトんちの庭になんてモン設置しやがる…