会社の「目的」を作りました!
起業を決意して、すぐに会社を設立したかった。
しかしながら、溜まっていた有給休暇が40日近くもあったので、
すぐに前職の会社を辞めることができなかった。
有給休暇がなくなるのは、2013年4月17日。
創業日はその翌日、2013年4月18日と決めた。
偶然ではあるが、大安の日でもあった。
会社設立まで残りわずかとなった頃、最後の大仕事が残っていた。
それは「定款」を作ることだった。
定款とは何か?
定款とは、会社の目的・組織・活動・構成員・業務執行などについての基本規則そのもの。
これを決めて、役所に届けて、認めてもらえないと会社はできないのである。
そして、会社の目的として届けられたことしか、
その会社は基本的にはできないのである。
だから、定款、特に目的に書かれることはとても重要なのである。
では、僕の会社の目的はどのようにしたか?
これには少し悩んだ。
多くの場合、定款をつくる場合には、同業種の定款を参照し、
その内容を真似る(パクる?)ことが多いらしい。
しかしながら、僕の場合にはそれができなかった。
なぜなら、僕の会社と全く同じことをやっている会社はこの世に存在しないからだ。
また、「10年後に売上1,000億円」になった時の姿というのは、
たくさんの事業の複合体を想定していた。
ビジネスマッチング、コンサル、セミナー企画、人材紹介・派遣、保険代理店、M&A、投資・・・
これらを包含している定款なんていうのはこの世に存在するわけがなかった。
だから、僕はそれぞれの事業を専門にしている数社の定款を見て、
それらを組み合わせて自社独自の定款の目的を作り上げた。
実際に届出をした定款にある会社の目的は下記のとおりである。
1.企業の経営課題を解決するためのビジネスマッチング業務
2.企業経営全般に関するコンサルティング業務
3.人事測定・企業内教育訓練及び人事コンサルティング業務
4.M&Aの仲介及びアドバイザリー業務
5.企業再生及び事業承継に関するアドバイザリー業務
6.投資業
7.前各号に関するセミナー、研修会、各種イベントの企画立案及び開催
8.有料職業紹介事業及び労働者派遣事業
9.損害保険代理業及び生命保険代理業
10.前各号に附帯関連する一切の業務
これだけ見たら、なんの会社なんだかさっぱりわからないと思う。
しかしながら、起業してから1年たった今、改めて見てみると、
自分で言うのもなんだけれども、いい線を付いていると思う。
その頃は思いだけ、理想だけだったのが、
だんだんと形となってきているのを感じる。
こうして、書き上げた定款を知り合いから紹介してもらった司法書士の方に渡し、
登記の手続きをしてもらった。
数日後、その司法書士の方から、登記が完了したという連絡をもらった。
これで準備は完全に整った。
あとは実際に起業する日を迎えるだけとなった。
■僕の気づき
定款(企業の目的)は、足元のビジネスを見て決めるべきではないと思う。
自分の会社の将来のあるべき姿、なりたい姿から逆算して決めるのがお薦め。