学校の避難訓練で引き取り訓練のため学校に行ったわけですが・・・

まずは一階で受け付けをし 各クラスへ迎えにいく。
三階まで上がると教室の前にお母さん達が並び
1人1人子供を迎えて署名して帰るわけ。

私も列に並び順番を待っていると
迎えられた子が保護者と歩いているのだが
みんな なんだか不思議な形のヘルメット的なものを持っている。

「あれヘルメットですか?」
前に並ぶお母さんに聞くと
「そうそう 明日また学校に持ってくるんですって」とのこと

ヘルメットというよりなんだか兜の小さいのみたいな不思議な形。

年頃の子供たちは 親が迎えに来るのも恥ずかしければ
そんなものをかぶって帰るのも恥ずかしいわけだ。
ウン わかるわかるその気持ち。

みんなすぐ外して 手に持ったり
端からかぶらず めんどくせーなー的なふるまいをしていた。

親が教室に来るまでは みな席についていて
親が入口に見えたら席を立ちやってくるわけ

だんだん順番が近づいてきて
教室の中が見えるほどになった時
まだ半分以上の子が残っていた

はて?キテレツはどこにいるのだろうか?とのぞいてみると・・・

1人だけきちんとヘルメットをかぶってる子がいた。
へーかぶってる子 いるんだ1人だけだけど・・・
と、思いながら教室の中をキョロキョロっと見回したが
キテレツが見当たらない

ん?どこに いるのだろ?
と 見渡すと・・・・

ヘルメットかぶってるのがそうだったww

キテレツは教室を出て
私が部活の先生と立ち話している間もずーっとかぶっているww

校門を出てもだ。

内心 「こいつ恥ずかしくねーのかな?」と思った母は聞いてみた

「それ かぶって帰るのか?」
「うん。」

「不思議な形だね。なんだいそれ?」
「これね。たためるの。」
「たためるの?」

「うん」

と言って 頭から外し パチンパチンと音をたたせながら
ペッタンコにたたみ たたんだヘルメットを見せながらこう言った。

「タタメット」

・・・(;一_一)

「ここがこのように取り外せるのだ」と丁寧に説明をしてくれた。

回りの子は誰もかぶってないのに・・・

帰り道 歩道に弱った蝉が落ちていた。
もうすぐ死んでしまうのだろう。
それでも蝉は動いていた。

キテレツそれをひょいと拾い上げ
「どうする?」と私に聞いた
「助けてあげたら?」というと
近くの枝にとまらせて笑ってた。

その笑った顔を見たとき

こいつは これでいいんだと思った。