花嫁さんの撮影の時、長くて10分以上「動かないで」って頼むんですよ。
なぜかって。
写真館さんあるあるなんですが、「つくる」んですよ。
白無垢(色打掛)の小物等はちゃんと綺麗になってるか・・とか
・半衿と重ね衿のバランスはいいか
・末広の紐の長さの加減はいいか
・打掛の、帯からのラインは「シュッ」と見えてるか
・打掛の「ふさ」は綺麗に広がってるか
・掛下の「出かた」のバランスは取れてるか
カメラ覗いて、また修正して、カメラ覗いて、また修正して
花嫁さんの重心位置を修正して、カメラ覗いて・・・・・
って
結構花嫁さんも「型物撮影」は重労働なんです。
ただ突っ立って、「はいパシャ」でできるもんじゃないんですよね。
それから、顔の角度・目線・微妙な顔のこわばり・口の力加減・顎の引き具合・・・・
本当、色々細かく指示して申し訳ないです。
でも、これね。
私が丁稚時代、もう、嫌というぐらい叩き込まれましたからね。
今もこういった「見えない技術」を教えてる写真館さんいらっしゃるんでしょうかね?
聞くところによると、「美容・着付け」の先生がやってるという噂が・・
これ、カメラマンの仕事だと思ってましたが
今はどうなんでしょ?