今日はここ。

 



本社名:「宗教法人」岩屋熊野座神社。
鎮座地:人吉市東間上町字水谷三七九九番地。
祭神:伊邪那美命。速玉男命。事解之男神。相殿応神天皇。
例祭日:十一月二十九日。
境内地坪数:一七〇坪。
境内建物:本殿九坪、渡殿一坪、拝殿三〇坪。
創立年代:歓喜年中(1229年~1231年)。
創立者:相良長頼公。

沿革

延徳年中(1489~1491)相良為続公社殿造替、
天正年中(1573~1592)修造
享保十二年(1727)再社殿を作り替えられて村社列格、
社地の奥に古くより岩穴がありて水多く奥の広きこと計り知れず、
その水は下し野の瀞(とろ)に通じてその中に大蛇住むと云はれている。
又夜更けて螺貝の声が聞こえると云はれる不思議な霊所である。
長頼公熊野座神社に勧請の望みがあつて、
社地を選定せられた時蓑野の山際に不測の霊所があつて、
山聳(そび)え崖高くして岩穴あり、
その麓に修験道一人居住する鎮座の霊所があると、
里民が申上げた為に長頼公御覧になり茲(ここ)に勧進せられたと云ふ。
本神社は人吉駅より徒歩四〇分。人吉駅の南東方にあたる。