もう一社に言って来ました。
多良木町久米熊野坐神社。
こちらも「被害があった」と聞いてました。
「この程度で済んだのか・・・」と裏手に回れば
床下は結構土砂が入り込んで、根太も折れていました。
ある程度片付けられてたので、ここも丸太や巨石が落ちて来たのではないかと・・・・
こういった「被害神社」の撮影中、ある言葉を思い出しながら撮ってるんです。
【祝詞】大祓詞 (おおはらえのことば)を。
「速川乃瀬爾坐須
瀬織津比賣登云布神
大海原爾
持出傳奈牟
此久持出往奈婆
荒潮乃潮乃八百道乃
八潮道乃潮乃八百會爾坐須
速開都比賣登云布神
持加加呑美氏牟」
”(このように祓い清められた総ての罪穢(つみけがれ)は)高い山低い山の頂から谷間を下って落ちてくる急流の瀬に
おられます瀬織津姫(せおりつひ め)という神様が、
大海原に持って行かれます。
このように持ち出してくださると、大海の遠い沖合で、
あちこちから行き交わる潮流が幾重にも渦巻くなかにお られます速開津姫(はやあきつひめ)という神様が、
大きな口をあけてこれを全部ガブガブと呑み込んで、海底深く沈めてくださいます”
(ネット拾い物なので、ご了承ください)
これって、昔から
「このような災害があった」からかもしれません。
「アニミズム」
日本だけではなく、世界もそうだと思います。
山・川・太陽・月・大地・木・水
それぞれには「神が宿る」と太古から信じて来た文化ががあります。
自分も、この田舎に帰るまでは「神も仏も居るもんか(笑)」と笑い飛ばしてました。
苦しい時だけ「神頼み」は、考え直すようにしないとですね。
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