地元、人吉市の国宝青井阿蘇神社が国宝指定10周年事業で、社務所・参集殿を新築します。
2020年東京オリンピックの新国立競技場をデザインした隈研吾氏に依頼。
クレーン車まで使った甲斐ありましたよ。
多分、観光客さんも見た事のない写真を撮れたかと思います。
さらに、「日本遺産:人吉球磨」のグローバルデザイン案を出されてる
日本デザインセンター代表・原デザイン研究所の原研哉氏のデザイン案冊子も出来てました。
全て、写真は儂のを使っていただきました。
本来なら、大きなデザイナー会社なんて
東京の有名カメラマンを引き連れて撮影するものですよ。
『なんだ、自慢かよ』と仰られるかもしれませんが・・・・・
自慢であり、自慢ではありません。
何が言いたいかと云うと・・・・・・
この10年が自慢です。
この地に帰って来て、本業の傍、
一切の金にもならない事を続けた結果(未だ途中ですが)が漸く現れた感じなんです。
最初頃は誰も知り合いなどいなく、神社関係の人達も然程親しくもなく
『趣味で撮ってるんです』と言っても、周りからは
”何を無駄なことを・・・”的な感じで見られてました。
カミさんにも、「本業そっちのけで、何やってんの!?」と罵声浴びせられた事もありました。
それでもなお、自分がしたい事・できる事を黙々とやり続けてます。
最初は、”奇異”な目で見られてました。
何度も何度も、「儂、何やってんだろ?」と自問自答してました。
でも、じっと家の中に篭ってもしょうもないんです。
カメラマンなんて、カメラ握ってウロチョロするしか能がないんです。
だったら、自分が・・・・”何ができるのか?”を常に見つけなければ、儂の存在意味がないのかと思います。
最近、会議等々に出て長時間座ってるのも「なんか・・・違うなぁ・・・」と思い始めました。
自分の出来る事を見つけて、精一杯やる。
大袈裟かもしれませんが・・・