こんばんは!
ライフコーチ見習いのyumiです。
もう1月が半分以上過ぎてしまいましたね~!
1年が24時間だとしたら、1時間経過して残り23時間。
普段ちょっとぼーっとしていると1時間なんて一瞬なので・・・
1年が一瞬にならないように、毎日積み上げていこう!と思います。
みなさんは、新年からフルスロットルでお仕事でしたでしょうか?
わたしは1月4日から始業だったのですが、新年初日にオフィス内を隅から隅まで「あけましておめでとうございます!」と挨拶し回る感じ、晴れやかで気持ちも引き締まって、すごい好きです。(少々古い慣習かもしれませんが)
どうして今更新年の話かというと、新年の社長挨拶の内容でずっと考えていることがあるからなのです。
良き伴走者になりましょうという社長の訓示
社長の新年挨拶は、箱根駅伝を比喩に使って
「わたしたちは、お客様の良き伴走者になることを目指しましょう」
というものでした。
「走るのはあくまでお客様。わたしたちは駅伝の給水者のようにツールやソリューションを差し出し、お客様自身が良い方向へ走って行けるようなサポートを目指しましょう。プロダクトアウトではなく、お客様が何が欲しいのか、何を求めているのかを考え、伴走していきましょう。」
そういった内容です。
「伴走」はよくコーチングが例えられる言葉でもあるので、新年からコーチングを学ぼうと決めていたわたしにはとてもタイムリーに響きました。
コーチングで「伴走」するという表現、相手を信頼して、応援に全集中しながら、一緒に進んでいくというイメージ、すごいポジティブで好きだなぁと思います。
でも、いざわたしの今の毎日の仕事に「伴走する」を当てはめようとすると、
「え、できるかな・・・」
とちょっと引っかかってしまいました。
そもそも「伴走者」の言葉の意味
「マラソンや自転車のロードレースなどで、競技者のそばについて走ること」(goo辞書より)
となっていました。
最近は、ビジネスの分野でも「伴走する」「伴走型支援」などの表現がよく使われますが、コンサルなどで、「コンサルする側が上、受ける側が下」の構図や、「教える・教えを受ける」という関係と対比されて、
「横並びに対等の関係となり、コンサルする側はあくまで“走る”主体者は受ける側であるという前提でサポートする」
というような意味で使われています。
モノを売る営業が「伴走者」になりきるのは結構難しい
「伴走」ってすごい素敵なサポートの関係だなと、わたしは思っています。
でも、「モノを売る営業」を仕事にしているわたしとしてはつい、
「そんな事を言われましても、売上がないと評価もないですよね?」
と思ってしまったんですよね。
わたしは大体、
・とにかくお客様に言われたことを取り急ぎ即解決できる何かを探してしまうし、
・「うちから仕入れるのが最善ですよ」と自信を持って言い切れないと、と思っているし、
・いつも「どうやったら選んでもらえるか」を考えています。
その根底には、お客様にとっての最善策というより「わたしの実績のため」という思考がある。
「伴走」どころか・・・。
でも営業の人って実績大事ですよね。
ちょっと売上がブレただけで、「ここ凹んでるのなんでや!」とすぐ上司に呼ばれたりもするし。しません!?
でも結局それですごい売れているわけではないので
わたしが折角良いアプローチだな、好きだな、と思っている「伴走」が、
「社長が描くキレイな理想形」になってしまっているのは嫌なので、
実際にわたしの毎日の仕事に落とし込める行動を始めます。
・「とりあえず受注狙い」ではなく、根本的な解決策を一緒に考えるようにする
・「御社の最善策はうちから仕入れることじゃなさそうです」と断る勇気を持つ
中々頻繁にあるシチュエーションという訳でもないのですが、思い切ってやってみようと思っています。
「売る」ことにフォーカスすると遠回りに思えるし、自分から「引く」アプローチは営業としては怖いけど・・・
結局、今までのやり方ですごい売れているわけでもないですから!笑
yumi
本日のカバー写真は、お正月、遠くにきれいに見えた夕焼けの富士山です!