鍼治療をしたことがない人にしてみたら、


鍼をしたら血が出る


のではないかと心配になる人も多いと思います。


一般的には、鍼が刺される時、血管が避けていくことが多いので出血しないため、心配することはありません。


しかし、

高齢者や病気で血管の弾力の少ない人は、若い人に比べると出血しやすい傾向にあるそうです。


この2週間で、2度の採血、静脈麻酔と鍼治療をしたのですが、


私の老化が激しく進んだのか?

体が弱って血管の弾力がなくなったのか?


ハプニングが続いて起きました。


1)鍼治療で流血


私が通院する鍼治療院は、普通の治療院よりも痛いらしく、毎回70〜100本の鍼が刺される時の痛みを我慢して、抜く時には少し出血するのがいつものことです。

また、その治療院ではいつも頭皮鍼(写真の髪が薄い!今は解消)をするのですが、

頭は他の場所と比べると出血しやすいのはわかっていました。



ところが…

先週の治療では、ちょっと血がにじむどころではなく、

ボタッとまず腕に一滴垂れたと思ったら、

ボタボタビシャッと着ていた服の前身頃に大きな5〜6滴血が飛び散りました。

直径2cmほどの大きな雫。

そして同時に額から目にかけてダラーッと滴り落ちてきました。


かなりの流血〜!


治療の後、人に会う用事があったので、血のシミはまずい!


不幸中の幸いだったのは、白い服ではなかったこと。(ビリジアン色でした)

白だったら目立ってしまうところでした。


鍼治療でもこんなに出血してしまうことがあるんだと実感したのでした。


鍼灸師さんがかなり焦ったので、滅多にないことなんでしょう。


他の治療院では患者さんの衣服が血だらけになったらどうしてくれるのかしらね?




2)3連続採血失敗


スリランカ滞在中、毎月血液検査のために採血していましたが、

スリランカの看護師さんはとにかく採血がヘタでした。

針は太いし、針を刺したまま抜かずに針の方向を変えて血管をぐりぐり探した挙句、

諦めて反対の腕に変えることがほとんどでした。

一時帰国で日本の採血を受ける時には、「さすが日本の看護師さん!」と感激するほどに

痛くなく一発でキメるテクニックが素晴らしいと思っていました。


ところが、日本の看護師さんが3人立て続けで私の血管に弱音を吐いたのです。

3人とも「血管が逃げる」という言葉を使いました。


1.30代女性の看護師

2.30代男性検査技師(静脈麻酔)

3.50代ベテラン女性看護師


上手な看護師さんが多い日本だと思っていたのに、3回連続で両腕に穴が開くことに。

今まで左腕なら失敗されることがなかったのですが、その左腕で血管が見えないと、

手をグーパーしたり叩いたりいろいろやりましたけどダメでした。

スリランカのように刺したままグリグリはなかったのはよかったですが…


男性技師は

「ムズイですねぇ〜。すごくハードルが高いです。」

ベテラン看護師さんはプライドが傷つきながら

「肘より手首に近い腕の血管に場所を変えていいですか?」

と細い針に変更して言いました。



還暦となって約1ヶ月。老化を実感させられたのでした。

(体が弱ったこともあると思います。)



見た目はメイクやファッションで誤魔化せても

血管はどうすることもできませんね。



今回もお読みくださりありがとうございました😊