実家に置いてあった、私のバンド活動時代の機材たちを処分することにしました。


こちらは40年くらい前に買ったApple Mac  plus。


フロッピーディスクを何枚も読み込ませないと動かなかった時代のPC。


本体も重いのだけれど、このキーボードが分厚くて、1kg くらいありそうな重さです。

このMacに、今では考えられない重たいHDDそれもたった20MBをセットにしてスタジオに

行くのも大変でした。


こちらがたった20MBのハードディスク。

信じられない大きさでしょ。


Mac購入の値段は忘れてしまったけれど、40万円くらいだったかしら。

ハードディスクもたった20MBで数万円でした。



こんな記事を見つけました

    


1986年のMacWorld誌日本語版を見ると、MacPlusの価格が648, 000円 、ImagewriterIIが136,000円、外付け800KFDDが121,000円、20Mb HDDが348,000円となっています。なんと合計1,253,000円。
ハードアップグレードが、128K --->Plus 190,000円でした。
その2年後の1988年のMACLIFE誌を見ると同じMacPlusが398,000円 、ImagewriterIIが113,000円、外付け800KFDDが76,000円、20Mb HDDが285,000円となっています。合計872,000円。まだまだ、庶民の手の届くものではありませんでした。 4 MbRAM増設も198,000円もしました。今の感覚では”何これ!”ですね。
さらに2年後の1990年のMACLIFE誌1月号を見ると同じMacPlusが368,000円 、20Mb HDDが115,000円、4 MbRAM増設が112,000円とあまり価格は下がっていません。
しかし、その1ヶ月後に、だれも予想しなかったことが起こったのです。
あのステップがMacPlus並行輸入品をなんと194,000円、ImagewriterIIを69,000円 、4 MbRAM増設が70,000円という衝撃の価格で売り出したのです。

この時から、日本でMacが売れ出したのです。ステップはえらい!!


http://old-apple-world.cocolog-nifty.com/oaw/2014/11/post-1fa3.html



私はこのほかにも、

この当時、シンセサイザーはヤマハDX7、ローランドのJupiter6(フライトケース入り)、

アカイのサンプラーS900、そのほかにもエフェクター類や音源を4Uのラックケースに入れて

ライトバンいっぱいに機材を積み込んで移動してバンド活動をしていました。

女子大生でこんなに機材を持って活動していて、「親の顔が見たい」と出演したテレビ番組の

司会に言われたけれど、ぜーんぶ自分でバイトして買っていました。


今日昔の重たい楽器類を運んで、夫も私も体を壊すかと思いました。


これを1人で毎日積み下ろししていたので、20才で腰痛で悩み、

重力の影響で、両眼網膜裂孔(網膜に穴が開く)でレーザー治療。


そうなってしまったのも全て機材が重たかったからなのです。



他にもすっかり忘れていた機材発見。


これはアナログテレビに取り付けた

音声多重受信アダプター。(日立製)


今の若い人にしてみたら、何のこっちゃですが、

モノラルのカラーテレビにこの機械を取り付けて、やっと映画番組を二か国語放送として見ることができたのです。


英語を聞き慣れるために大学生時代はこれが役にたちました。

他にもFENを聞いたりしました。


中古品の楽器、エフェクターで買い取ってもらえないものはオークションサイトなどで処分していくつもりです。


音声多重アダプターなんて売れるんでしょうか?

きれいにしまっていたので、傷も汚れもない物ですけど、使い道がないですからねぇ。



今回もお読みくださりありがとうございました😊