今朝のNHK「あさイチ」では、お買い物で

「アパレル店員さんにお似合いですね〜」と次々服を持ってこられて断れますか?

ということから始まりました。


それを聞いて、私はドイツでのお買い物を思い出しました。

30年も前のことですから、今のドイツの雰囲気とは違うかもしれませんけどね。

昔はドイツのお店で買い物するときにはぷらっとお店に入って店内を自由に見て回る

というのがすごくやりにくくて…


店員:いらっしゃいませ。今日は何をお探しですか?

客 :セーターです

店員:何色ですか?大きさは?

客 :お店の中を見たいんですけど。

店員:私は服選びのプロフェッショナルです。

   あなたよりこの店の服のことをわかっています。


そんなことを言われた経験があります。衝動買いはできない雰囲気。

ドイツでは何がほしいのかしっかり決めてからお店に入らなきゃって思ったものです。

日本とは違ってドイツの店員さんは本当にちゃんと資格が有るそうですから。


また、昔のソ連崩壊直後のロシアや東ドイツや東側諸国の雑貨屋でお買い物したときには

お店は中を自由に動き回れないようになっていて、腰くらいの高さの

ガラスのショーケースの後ろに店員さんがいて、店員さんの後ろに大きな棚があって、

商品が並べられていました。

自分で商品を自由に手に取ってみるのは難しくて、ショーケースの中から出してもらって

確認するのですけど、後ろに人が並んでいるので、さっと買う、買わないを決めないと…

という雰囲気。そして、キャッシャーで商品の説明をして先にお金を支払ってレシートを

売り場の人に手渡して商品を受け取るシステムでした。


商品が余るほどあって自由に選べるのは幸せなことですね。

商品を余らせて廃棄することにつながるのは考えるべきことではあるし、

無駄にしない責任はあるけれどね。




さて、NHKのあさイチの番組の終わりで、華丸さんだったか、

「最近の若い人たちは、上司の頼みでも平気で断る人がちょくちょくいるので、

断れない頼みかたというのもやってほしいですね」

と言ったのには笑ってしまいました。