コロンボは3日連続でいい天気。

9月が毎日雨だったとは信じられない感じです。

これで雨季とサヨナラなんですかね〜。


今日も英語絡みの話です。


英語学校の授業の進め方は、1レベル60レッスン。

20レッスンを3ヶ月で受けることになっています。

60レッスンの受ける順番は決まっていないので、もうすぐレベルを終わる人も、始めたての人も一緒に授業を受けています。


授業はmax18人で3つか4つのグループに分かれて隣の人やグループで課題をこなしたり会話をします。


こんな感じで先生はどうやって一人一人を評価するのかと思いましたら、今日はAさんとBさんが発表の日です…と授業の初めに決められた人が先生の前で(みんなの前ではない)課題をこなして評価してもらうのです。


8月から授業を受けて、私は前回初めて指名されました。


その日は1番嫌な、私に不向きな課題でした。


課題はそれぞれがストーリーを作って、相手に話している時に、sounds great とか I didn’t know that とかわざとらしい感じのイントネーションで相槌を打って、会話を続けろというものでした。

(わざとらしい抑揚の言い方を聞いてリピートして練習させられました。)


言い訳と言われても仕方ないけれど…


今までの経験で、西洋人と話ししていて彼らの相槌ほど、話聞いてないだろ…何かすごく大袈裟な感じでナーイスとか言葉を返してくれるけど、絶対そんなこと思ってない…機械的に言っている…魂がないじゃん!


と感じて来たので、自分がそれを言うってのがサブイボ出て来そうで


おまけに知らない人との会話を続けるのも苦手なのに。


仕事柄、40年近くほとんど誰とも会話せず自分1人で音楽作って来たもんだから、人と時間を過ごすのがどっちかというと苦手。

人と会うと、自分から話すことが中心になってしまって、相手から興味のない話をされると、途端に上の空になって自分の心の声を聞いてしまいます。


心の声のスピードは速いのに、実際の舌ベロのスピードがついていかない、頭の考えを口で再現しようとすると途中で余計な考えがワワワと湧いて邪魔してうまく話せません。


そんなだから、先生の前でもう1人の生徒と会話させられた時、会話の評価をされるというのに、会話になるような相槌を挟めなくて、フーン、アーハーと、どこかツッコミどころないか聞いてたら話が終わっちゃいました。


話がつまんないんだもの。

相手は書いた作文を読み上げただけで言葉を挟めなーい。

長年自分勝手に生きて来た、経験豊富なおばさんには、どこで相槌を打つか興味がわかずにポイントレスでした…


私は反対に書いたものなんか見ずに話を盛って、相槌を入やすく文章と文章の間を空けてあげました。

先生には話が面白いとすごく褒められたものの、相槌が出来なかったということで、不合格は免れたものの「ぼちぼち」評価でした。

課題ができないと言う結果そのもの。

難しい単語や熟語を盛り込んで話にしたから、他のポイントで点を取りました。

なかなか的確な評価をしているなぁとは思いました。


ウソでも、えーそうなの?スッゴーいとかいう相槌は私の性格もあって無理なんです。適当にやればいいのにと言われても、適当に出来ないもんは仕方なし。


先生に評価してもらう前に、練習で相手になった男の子は、趣味が

「making a classic car noise 」と私が知らないことを言うもんだから、本当に興味を持って会話できました。


クラシックカーのエンジンやマフラーを変えて、音を楽しんでいるということだったけれど…

「ヘェ〜すごいね」

「それどこでやっているの?」

「うるさいって苦情は来ないの?」

とか次々に聞いてしまいました。


自分の家の庭でやっているって…

相当広いお家なんでしょうね〜

クラシックカーってどんな車なのかな〜


興味が湧くとどんどん会話できてしまうんですけど…

つまらない時とのギャップが自分でも激しいと思ったのでした。


今週末でスリランカに来て6年目になります。

この間、スリランカでちゃんと会話した相手は、夫とシンハラ語の先生、犬のトリマーさん、鍼の先生くらいとたまに母親の声を聞くくらい。

スリランカでお茶に行ったりおしゃべりできる日本人のお友達はいませんけど、全然平気で過ごしています。



電話も好きじゃないし、言葉を話さない犬に一方的に話すくらいがちょうどいい…そんなだから、テレビでどんな人にもいろいろ相槌をテンポよく次から次へと打ってあげて褒めることができるアンミカさんを見ると、たまにはあんなふうに話してみたいもんだと思うのでした。





エピソード1594

今回もお読みくださりありがとうございました😊