吊るし売り、バナナにとっては一番いいのだと思います。
赤い(紫がかった)種類のバナナが美味しいと言われています。
さて、夫の会社にとあるスリランカの大臣が訪問したのですが、お茶と一緒に出されたのがバナナ。
日本でしたら、会社でバナナを出すなんてあまり想像できませんが、スリランカでは良くあることだそうです。
「会社がお客様をもてなす時に出すバナナが本当に何故か美味しいのだけど、また何という種類か聞いてくるの忘れちゃった」って5年も経つのにねぇ。
日本で食べるドールバナナより美味しかったとか。
私はテーブルに座った方々にバナナ一本ずつお皿に乗せて出されるのかと思っていましたら、バナナは一房テーブルに乗せられて、各人がもぎって食べるのだそうです。大臣はもぐもぐ結構食べたようで。
出されたのはモンキーバナナではなくて、日本で見るようなバナナで、ちょっと硬そうに見えるけれど食べるとちょうどいい硬さで甘くて美味しいのだそうです。
バナナを選ぶ専門家でもいるのでしょうか。ちゃんとお客様に出すバナナを見極められているのですね。
スリランカ人ならみんなちゃんと選べるのでしょうか。
日本の会社がスリランカで作って中東に輸出しているドールバナナ
コロナ禍で輸出できなかった時にスーパーに売られていました
普段は基本的に売られていないようです
バナナはスイートスポットという黒い点がある方が食べごろと言いますよね。
でもお客様に出すバナナにはどのくらい黒い点がついていたのでしょう。
買う時もいつ食べるのか考えて、色を選んで買わなきゃいけないのが面倒。日本ならほとんどキレイな黄色で売られているのにね。
こんな色で買ってしまうとなかなか食べられない。
夫の会社は、従業員が3,000人もいる工場なので、会社の敷地内にパン工場や紅茶を専門に作っている工場があります。(葉っぱを加工しているわけじゃないです。)そして大きなタンクに入れられたミルクが運ばれてくるそうです。
ですから、特別に美味しい茶葉を使っているわけではないけれど、紅茶専門作り人がいるので、いつも安定の美味しいお茶を飲むことができるそうです。
(夫によると、今までに一番美味しかったのは、マヒンダラージャパクサ首相官邸の待合室で出た紅茶だったそうです)
しかしながら、会社で出されるコーヒーはまずい…らしく、アメリカンより味が薄いのだそうです。
お客様をお迎えするばかりではなく、いろいろなところに出向くことも多い夫ですので、「◯◯が出すコーヒーは美味しいんだよなぁ、どこで豆を買っているのか聞いとかなくちゃ。」と言いつつ数年経ってます。
家で飲むコーヒーは朝のネスカフェのみ。我が家はもっぱら紅茶を飲んでいます。
スリランカで一番多く売られているのは、ネスカフェクラシック。
今でこそ味になれましたが、独特な渋さ苦味が強くて、おいしくはないなぁと思いました。
それでこの頃は、ネスカフェゴールドに変えて、そちらの方が口に合うと思っています。
が、
一時帰国でネスカフェゴールドを日本から持って来たものを飲んでみたら、同じようにコーヒーを作っているのに、味が薄く感じるのです。
スリランカ人のコーヒーの好みは苦味渋みなんでしょうかね。
どちらにしても、インスタントコーヒーって舌になんだか刺さる感じがして、私は好きではありませんね。
でもこれは、豆を挽いたコーヒーを飲むようになってわかったことで、今でも多くのスリランカ人はコーヒーといえば、ネスカフェの味なんだと思います。
昔ルーマニアに行った時、ガイドをしてくれた男性にコーヒーをご馳走しようとしてコーヒーショップに誘ったら、「私は飲んだことがありません。」どうもその頃は、コーヒーショップは現地の人よりも外国人向けだったようでした。グアテマラでは、コーヒーの産地ですからもちろんどこでもコーヒーを安く飲めるのですが、現地の人は、外国人が普段飲んでいるような高級な輸出用のコーヒーは飲んだことがないと言っていたのが記憶に残っています。
最後に、ローカルの方の庭になったというバナナ。
50cmはあるビッグバナナです。
本当にスリランカにはいろんなバナナがありますね。
どんな食べ物でも、美味しいものに出会ったら、現地の人になんという種類か教えていただくといいですよ。
それをきっかけにおしゃべりもできますし。
旅行を楽しみましょう!
エピソード1427
今回もお読みくださりありがとうございました。😊