前に住んでいた東京の家は、有名結婚式場の向かいでしたから、週末や、結婚式シーズンともなると2時間おきくらいに教会の鐘がカランコロン鳴って、ワーっと歓声が上がり、毎回同じ演出の音楽が聞こえてきました。
私の友人は大きな寺の僧侶をしていて、仏式の結婚式も執り行えるのだけれど、やる人がほとんどいないということでした。
こちらはアメリカ合衆国。
こちらは、うちにホームステイしていたアメリカ人息子の結婚式@ボストン
何で親戚でもない人がいるんだ?という無粋なアメリカおじさんもいましたけど…
義母も日本のおばあちゃんとして参加したい!ということで初アメリカ旅行に連れていきました。
夫婦共にハーバードという優秀な夫婦です。
結婚前からカメラマンを雇って、いろんなシーンの写真を撮影していました。
ボストンでも格式の高いホテルで、大勢での披露宴とはベつに前日カジュアルな仲間と親戚でのパーティがありました。ボストンでの披露宴パーティは、DJを呼んでダンスをするスタイルでした。
息子と母親が踊るというのがいいですよね。
夫婦のウィッシュリスト(欲しいものリスト)が前もってメールで届くので、友人たちはそれをプレゼントしていましたし、当日の披露宴会場には、お金とか手紙とかを入れる大きな箱が置いてありました。
さて最後にスリランカ式の結婚パーティー。
スリランカのカップルも結婚前にカメラマンを雇って撮影をたくさんしますので、時々撮影シーンを見にします。
スタイルはキャンディアンスタイルの飾りをつけたものが多いです。
紳士服スーツ仕立て店に行くと、ウエディング専門のスタイル雑誌が何冊も置いてあって、選べるようになっています。
なぜか結婚式は平日の木曜日。
スリランカ人はすごく縁起のいい時間を気にして行事の時間を決める割には、なぜか大抵の結婚式が木曜日なんだとか。ですから、友人たちらは仕事を休んで参加するのだそうです。
午前中は参加者もサロンでメイクアップ、参加のドレスを着て準備して、時間をかけて会場に到着して、式に参加。実際に披露パーティが盛り上がるのは、夜遅くなってから。
夕食が出てくるのは22頃。それまではカシューナッツとハードリカーのおつまみしかなくて、それだけでお腹いっぱいになってしまうのだとか。(慣れない日本人の場合。)
夫は会社の顧問弁護士のお嬢さんの結婚式に出たのですが、食事が目の前に並べられても、ホストがする儀式があってそれをしてからでないと食べてはいけないとかで、じらされるようです。
生バンドの演奏はよくあり、スリランカ人はダンスが大好きなので踊りまくって、カラオケで歌いまくって0時は回っても終わりません。(自宅の誕生日パーティでもDJを呼んでやる家は結構あります。)
それで翌日金曜日に仕事がある人は行くわけで…。
また週末はプライベートのパーティがこぢんまりとあるそうです。
結婚する二人にパワーがないととにかくダメですね。
体力がある人は最後までカップルをお祝いしてあげましょう!
パーティの雰囲気をお楽しみください。今時の音楽はこんな感じ。
こちらは昔からあるウェディングのカリプソバンド。
ちなみに、私たちは結婚式やっておりません。
和風とドレスの写真だけ撮りました。写真だけでも撮っておいてよかったです。
ちょうどその日、夫はインフルエンザにかかったようで、辛そうな顔をして写っていますけどね。
エピソード1370
今回もお読みくださりありがとうございました。😊