先日書いた記事。「恥を知れ」と言った国へ何度も納期が遅れたけれど、なんとか納品できました。
すでに納品遅れをこれ以上遅らせないための、日本から工員さんたちの援助や本社からの援助も受けました。
「これが最後だぞ。みんなわかったな。」
そう言って今は次の国への製造をしています。
念の為スケジュールを確認してみると、「これじゃぁ、納期に間に合わないじゃないか!」
どうもバレないように隠していたようです。
「どうしてこんなスケジュールにしているんだ!」
「人も時間も足りませ〜ん。」by 社員の工員
「人は十分いるじゃないか。これ以上納期が遅れたらどうなるかわかっているのか?ペナルティを払い、親会社からの援助はない、これじゃ会社が持つかどうかわからない、お前たちの給料なんて払えないぞ。」
(心の声)「奴らは本当に🐴🦌なのか?」
私が「マジで納期を守らないと『災いが起こるぜよ。』ってえらいお坊様とか占星術師に言ってもらった方がいいんじゃない?」
というと、もっといい方法があったのでした。
ウマの鼻先にんじん作戦。というか、下請けの工員さんたちに1日の目標を高く設定して、その日クリアした人には現金で1,000ルピーを支払うことにしたそうです。
すると、どうでしょう〜
みんな無駄な動きをせず、一生懸命に働くようになったそうです。
びっくりしたことに、ティータイムも返上して働いている人たちがいたということです。
やればできるんじゃん。
これがずっと続けばいいのですが。
今度こそ納品遅れなく作業が進みますように。
エピソード1331
今回もお読みくださりありがとうございました。