昨日成田を出てスリランカに戻ってきました。
今回の渡航で、夫はスリランカ人から「スリランカを助けてください」というメールを受け取ったり、スリランカ入管で役人から「あなたの立場を利用してスリランカに多くの観光客を呼び込んで下さい。」とお願いされていました。
「一企業の会社員ですから外交官的なことはできないですが、外国と仕事の契約をしてスリランカのために外貨を稼いできていますよ。」答えていました。
夫はスリランカ人社員3,000人、すなわち約12,000人のスリランカ家族の生活を守るために毎日奮闘しています。スリランカの他の日系企業も今のスリランカの状況で頑張っていらっしゃいます。
途上国を支援するために、学校を作ってあげるとか、寄付をする話がありますが、日系企業は現地に雇用を生み出すという形で貢献しているわけです。大変な状況でもちゃんとスリランカ人が食べていけるように努力しています。
夫は安倍氏の国葬に参列のために訪日したスリランカ大統領と面談もしていました。
ここからは、9/29の成田からのフライトの様子です。
成田発のスリランカ航空は大抵出発時間が10分早くなる上に、フライト時間も20分程度短縮することが多いです。
スリランカも日本も渡航に関して本当に提出書類も無くなって楽になりました。成田のチェックインカウンターでも口頭でワクチンの有無を確認されたのみでした。
日本のデューティーフリーショップでは、お客さんがまだまだ少ないので、ゆっくりじっくりと商品を見て回ることができる状態でとても良かったです。
コロンボに到着すると、私のパスポートは厳重にチェックをされました。増補したから?なのか、写真と本人が違って見えるから?なのかわかりませんが、2人がかりで、じっくりスマホを使ってパスポートを観察していました。
日本のパスポートは偽造防止のために、写真のページにブラックライトを当てると顔写真が浮かび上がるのですが…
もしかしたら、スリランカの入管役人がスマホで試してみたかったのかもしれません。
スマホでブラックライトを作れるようなのです。
また、荷物を受け取った後、珍しく税関で荷物をX線で検査されました。
最近スリランカに入国された人たちの話を聞いてみると、荷物検査がされることが増えているようです。
特に、駐在員らがお酒のボトルを多く持ち込んでいないか検査するらしいのです。
それを見越して、紙パック入りのお酒を持ち込む人たちもいるようで、「それはお酒だろう?」と指摘され、、「料理に使うみりんだ。」という返事で切り抜けられた人もいるようです。
現在、リカーショップに行ってみると分かると思いますが…
外国のお酒がべらぼうに高いのです。8月下旬に出た輸入禁止項目の中にはお酒も含まれていましたから、許容範囲を超えたお酒の持ち込みを摘発しようとしたのでしょう。つい最近輸入禁止が少し緩和されたようですが、お酒は引き続き輸入禁止リストに入っているかもしれませんね。
成田のJALファーストクラスラウンジ
なぜか乗る頻度が低い私だけファーストクラスのラウンジ券で、しょっちゅう飛行機に乗っている夫が普通のラウンジ券を発券されてしまいましたが、2人ともファーストになりました。
夫はマイレージを毎回キャセイパシフィックにつけていたら、ランクがダイヤモンドになっていたそうですが…
残念ながら、コロナ禍でキャセイパシフィックがスリランカに飛ばなくなって以来、現在も運航がありません。
JALのラウンジでの和定食。
JALのラウンジはカレーが有名らしいので、多くの方がビーフカレーを食べていらっしゃいました。
成田→コロンボ機内の食事は2回。量が多いです〜
ラムのグリル。なかなか良い焼き加減で美味しかったです。
カシューナッツとベイリーズをいただいたので、デザートのケーキは食べないで、ベイリーズのおかわりをして
食後も飲んでました。いつもはライオンビールを頼んでしまうのですが、ベイリーズもいいですよ。
こちらはベジタリアンメニューでキノコのフェットチーネでした。
和食のお弁当膳やチキンカツ丼のメニューもありました。
機内の映画は…
いつもシンハラムービーを見ています。スリランカ航空の映画のラインナップがあまり変化がないのがちょっと残念ですが、現在見られるのは
ヴィジャヤバ コッラヤ (シンハラ時代劇)
The Newspaper (新聞の誤報道で人生を狂わされた家族の話)
U turn (交通規則を破ってUturnした人が次々に殺される事件に女性ジャーナリストが迫る話)
今まで見たシンハラ映画はハッピーエンドじゃありません。
見終わった後に、やるせない気持ちになってしまいますので、いつも無条件に笑えるコメディを見てしまいます。
フライトの映画の内容がなかなか新しくならないので、個人的にはそろそろ新しいものに変えてほしいなぁと思うのですが…
長くなるのでこの辺で。
エピソード1,201
今回もお読みいただきありがとうございました😊