エピソード350


スリランカでは英語だけでいい、と思っていましたが、折角だから勉強しようと思って独学を始めたのが今年の夏。

シンハラ語はコロンボに語学学校があると期待していたけれど、残念ながら見つからず、
語学を習いたいスリランカ人と交換学習のマッチングサイトもあるけれど、英語を習いたい人ばかりで、日本語をやりたい人の登録はなし。

自分で勉強しようと思っても、シンハラ語のテキストは、本屋さんで探しても、ほとんど置いていません。
バンコクの紀伊國屋書店ではタイ語のテキストが多すぎて選べないくらいでしたけれど…

シンハラ語を本気で勉強したいならテキストは日本で買ってきた方がいいのかもしれません。



でも、次にご紹介するスリランカで見つけた本は、結構いいかも!と思っています。


左の本は文法がすごくコンパクトにまとまっていてCD2枚付き。

右はスクールディクショナリーという、英語を学習する人のための本でもあるので、とにかく基本の単語ばかり。例文や反対語も覚えやすく書かれています。

左の本の最初に覚える動詞。

右の本の最初のページ。

シンハラ語を使えるのはドライバーさんと犬のトリマーさんくらいしかないけれど、ボチボチ覚える人には十分です。

2冊を買っても2,150ルピー!
右の辞書は500ページもあるのに400ルピー。
辞書が約240円だなんて…嬉しすぎます。

タイ語の時は、動詞の変化は無いし、名詞に単数複数や性別もない。タイ人は間違っていても適当に話してもおおらかに対応してくれるから、(話を聞いてないかもしれないけど)気楽にすぐに覚えたことを使って話してみたくなります。
(ドイツ人にドイツ語で適当な話をするとナゼ?ナゼ?とツッコミがくるから話が億劫になります。)

シンハラ語は、本を見ると意外にも言葉が変化するのにはびっくりしました。
ヨーロッパの言葉と関連づけられないから、覚えるのはちょっと難しいけれど、たまにタイ語と似ている言葉を見つけるとヘェ〜と思ったりします。


シンハラ語で悪いはナラカ。
サンスクリット語と同じ。
日本では奈落と変化しています。
そう言った気づきがあると、覚えても忘れない単語となりますね。



ほら、あなたもナラカは悪いって覚えましたでしょ?