狂犬病抗体検査の有効期限は2年。
我が家のワンコたちは、来年の5月に期限が切れます。

ペット輸出代行業者からは、毎年有効期間内に狂犬病ワクチンを打っていさえすれば
180日の勾留期間は必要ないと聞いていますが、
2年以上の滞在でいつでも帰国できるようにしておくためには、有効期限の2年から180日分を差し引いた1年半ごとに抗体検査をしておく必要があるから、日本に血清を持って帰って検査を受けるという方のブログ(今年2016年の記事)を見ました。

今まで、帰国が決まって、帰国日の2ヶ月位前に抗体検査を受けることしか考えていませんでしたが、上記のブログを見てから、急に不安になりました。

1年半ごとに帰る必要があるならば、年内に検査をしなくてはいけません。

いろんな方のブログを検索してみましたが、はっきりわからず、ちゃんと日本の検疫所に確認すべきと問い合わせをしました。

以下は、検疫所からの回答です。


「この制度ができた当初は、確かに2年ごとの抗体検査が必須で、しかも必ず毎回
採血日から180日間の待機期間が発生しましたので、いつでも日本に帰国できる
状態にしておくためには1年半ごとに抗体検査を受けておく必要がありました。

しかし数年前に制度の一部が改正され、

◆狂犬病予防注射の有効期間が継続している限り、その有効期間内であれば
  必ずしも2年ごとに抗体検査を受ける必要はない

◆狂犬病予防注射の有効期間内に受けた抗体検査の再検査については、採血後
  の180日の待機は必要ない

ということになりました。


従いまして、狂犬病予防接種の有効期限を1日も切らすことなく継続接種いただいて
いれば、次に日本に帰って来る直前に抗体検査を受けていただければ大丈夫です
のでご安心ください。

ただし、抗体検査の結果(抗体価)が「0.5IU/ml以上」であることが大前提です。

また、採血日や検査施設名、検査結果(抗体価)などの情報は、初回分と再検査分
とも政府機関発行の証明書に書いていただく必要がありますので、緊急に帰国しな
ければならなくなった場合でも、再検査の結果が送られてくるまでは出国できない
ことになりますので、ある程度の余裕をもった検査スケジュールを御検討いただけ
れば幸いです。


ということです。
ただ、いつか規則が変わることもあるでしょうから、人のブログではなく、あくまでも自分で検疫所に確認することが大切ですね。