先週末一年振りに新潟県中部の渓流に行ってきました。

この川は漁協は存在するものの放流は多分殆ど行っていないところ。東京を早朝に出て関越道を走ること計4時間で到着し、養魚場で日釣券を購入。支流に入ります。

まず継いだ竿はHardy Fairchild 8' 3pcs。それに1912年チェックのPerfect 2'7/8、AFTM 4のシルクラインを合わせます。

 

この小渓で一番のポイントであった場所は大水でも出たのか、手前の木の株が水中から中洲に移ってしまい木の株で覆われていた淵が丸見えになっていました。魚の気配も全く感じられず数投しましたが諦めて上流に移動します。

この渓はヒルがいて数年前には知らず腕を噛まれ右手がシャツの袖ともども真っ赤に血で染まったところ。普段よりも慎重に手に触れる場所を吟味しなければならないので川へ降りたり上がったりするのも一苦労です。漸く上流にある次のポイントの小さな淵にたどり着きWaterhen Bloa、Greenwell's Gloryのウェットフライを淵の流れ込みに投げ込むと、

一投目でリーダーが引き込まれるのが見え合わせると魚の動きが軽やかなFairchildの穂先を通じて伝わります。300km程を走ってやって来て手にしたのは小さなパーマークを残したイワナ。全体に茶色に見えるイワナと違い青みがかった色の魚。しかしこの地域の天然のイワナです。

イワナを釣った淵でその後も何投かしましたが反応なく、更に上流に上りもう一つの淵にやって来ました。

ここでは昨年魚の姿が見えたので頑張ったのですが、今年は魚の姿も見えず、何投しても毛鉤を替えてもウンともスンとも言わず、如何にも魚がいそうな渓相ではあるのですが諦めました。

ここに到着した際、既に車が二台止まっていたので誰か入渓した後かも知れません。

ここで諦めたので、熊にビクビクしながらの支流での釣りを切り上げ、川の上流の貯水ダムの上流に場所を変えました。

ここで竿をHardy Perfection 9' 2pcsに変えます。リールとシルクラインは一緒のものです。

貯水池から上流に流れる川。貯水池を上流から見ます。この川がもう少し深く障害物があれば魚が着きそうですが浅く魚の影は見当たりません。

同じ場所から上流を見るとこのような感じ。そこを更に上流に歩いていき

淵になっている場所を観察すると魚がしきりに水面と水中を泳いでいるのが見えました。スパイダー、ドライフライを投入しますが、幾つもの毛鉤を見ても食いつかない。かなり面倒な奴です。そこで毛鉤箱を見ると今から30年前くらいに巻いた18番くらいの鉤にキュルドカナールのファイバー数本をウィングにし、黒いフラッシャブーのような素材をボディにしたものがあったのでそれを4Xのティペットに結び流してやると

魚が下から水面に泳いできて毛鉤があるあたりで反転したので合わせると鉤がかり!!そのまま空中に揚げて見るとそれは綺麗なヤマメでしたが、ネットに入れて写真を撮ろうとインスタネットを開こうとしている隙に小さな鉤が外れ地面に落下、そのまま水の中に帰って行きました。

その後は続かず往復600km超を走ってイワナ、ヤマメ夫々一匹ずつという貧果に終わりましたが、自然の中で自然に生き残っている魚を釣るのは都会の近くで大型の養殖魚を釣るのとは違う野趣があり、一年に一回くらいはこうした釣りをしたいものだと思う次第です。