2024年3月の短歌

「虹色飴」

この飴は 虹が広がる 口の中で 虹色ハートの 友からのライン

 

「後悔の無い理由」

胸躍る ステキな家に 住んだ時 今、かりそめと 味わい尽くした

 

「ねずみ色」

くもり空 溶けた雪たち ねずみ色 こんな春なら けっこう好きだ

 

「信じたいこと」

実際に 私も宇宙の 一部だら おっかないこと なんにも無いさ

 

「ヨーグルト」

ヨーグルト スキムミルクも 牛乳も チーズも好きだ 牛さんありがと

 

「味見」

はだ色と 茶色のクマの ビスケット 味を比べて 全部食べてしまった

 

「枠を外して」

情という 枠をはずして 眺めるよ 過去のできごと 紙芝居になる

 

「忘れもの」

バスタオル タイツ姿で 取りに行く 力道山だな 昭和の会話