効果的なしつけのしかた、しつけをする前に知っておきたい事

犬と人間の関係において最も大切なのは「飼い主が犬のリーダーになる事」です。犬は常に相手が自分よりも上か下かということを考えます。つまり犬がどんなに

しっぽを振っていても、あなたの言うことを聞かないのであれば、それは犬があなたをリーダーとして認めていないということです。

犬は、餌をくれる人・かわいがってくれる人・散歩の連れて行ってくれる人・叱ってくれる人、ということを自分の上下の判断基準にしています。   ですから、

あなたは正しいしつけをする前に、この四つのポイントをしっかり行って犬に対して主従関係をしっかりと感じさせることが非常に大切になってきます。そうすれば

しつけを効果的に行うことができもっといい関係を築けるようになるでしょう。

いきなり「しつけ」をしよう!と思っても、きっとうまくいかないことでしょう。特に、あなたの犬がまだ子犬だとしたら、なおさらです。まず、人間社会や犬社会

を見せるということから始めましょう。人間世界に慣れさせるのは、自分が人間ではないと自覚させるためです。さらにはいろいろな音に慣れさせるためです。

たとえば、車の音に関しては、小さいころに慣れていない犬は大人になっても、ちょっとした音にビクつくようになってしまいます。犬社会に慣れさせるのは、

様々な犬がいることを学ばせるためです。そして、一つの社会を分かることで、 自分だけのワガママが通らない世界もあることを理解させるためです。

最近の飼い主さんの中には、あまりにも犬を大切に思いすぎて、しつけもしないし、まるで家の中で一番偉いかのようにして育てられている犬もいます。

もちろん、そのお家のルールですからいいのでしょうが、その犬は、いったん外に出るとたちまち臆病になってしまうことでしょう。  そうならないためにも、

「しつけ」の前に様々な世界を体験しておいたほうがいいのです。

「しつけ」の基本について

まず初めに、基本となる「マテ」と「ヨシ」を覚えさせましょう。「マテ」は何があっても待ちなさいということを伝えるための言葉です。食事をするとき、動いてはいけないとき。様々なことに対応してきます。

トレーニングとしては、あなたの左側に犬を座らせ、カラーの部分をもって、 「マテ」を何度も繰り返しましょう。その時、あなたは犬の周りを回りながらこの

言葉を繰り返すのです。初めは意味が分からずキョトンとするかもしれませんが、「マテ」の意味が何なのか分かり始めると、覚え始めた証拠です。慣れてきたら

「マテ」と合図したまま、あなたはその場からいなくなり、犬の様子を見てみましょう。動き回らずに待っていることができたら、ほめてあげましょう。

つぎに「ヨシ」です。マテのあとには必ず「ヨシ」が必要です。マテができたら、必ずこのまてをほどくためにヨシと言ってあげましょう。  そうすることで、

「マテ」と「ヨシ」がセットになっているということを犬自身が学習するようになります。

子犬から育てるときにどんなことに注意したらいいでしょうか。多くの人が子犬から育てていくことでしょう。その時に、ぜひ気を付けてほしいことがあります。

それは「甘やかしすぎないこと」です。特に生後何ヶ月かはお母さんから離れると寂しくて夜に「くん、くん」といって鳴いてしまいます。この時あなたは、子犬の

そばに行きどうしたの??と抱きかかえたくなることでしょう。でもじっとこらえましょう。もし一度これをしてしまうと、子犬は「鳴けばまた来てくれる」と思うよ

うになります。これがいちばんしてはいけないことなんです。そうすると、夜鳴きがなかなか直りません。外で飼うと決めている場合も、子犬だからといって家に中

に入れてしまうと、二度と外では飼えない犬になってしまいます。気を付けてくださいね。甘やかすのは結局犬のためにならないのです。

犬は、自分よりも偉いかそうでないかによって様々な行動にでます。ここで、犬があなたに服従しているか、それとも自分のほうが優位だと感じているのかを見分ける方法をお教えします。

服従している場合・・犬が目をそらす。あなたの顔をなめたり甘えてくる。お腹を見せて撫でてほしいとアピールしてくる。

自分のほうが優位だと示している場合・・飼い主をにらむ。飼い主の脚に乗ってくる。口にくわえているものがあれば決して離さない。触ろうとすると逃げる。耳を立てて威嚇する。

このような特徴の違いを見極めておけば、トレーニングをするときに、とても有効的です。参考にして活用してみてください。