
アイムスが、犬・猫の飼い主300人を対象に「愛犬・愛猫の食事と健康に関する意識・知識調査」の結果を公開しました。
調査結果によると、
正しい食事を実践している自信があるか-との問いに対して、
回答は
「どちらともいえない」28%、
「あまり自信がない」12%などで、
「全く自信がない」という答えも6%ありました。
その理由は
「何が正しい情報か分からないから」44%、
「愛犬・愛猫の食事や栄養学についてあまり知識がないから」41%と、
情報不足によるものが圧倒的。
9割以上の飼い主は「ペットに正しい食事を与えたい」と答えています。
「知識がない飼い主の苦しい現状が浮き彫りになった」と分析しています。
同メーカーは
「まずペットフードのパッケージをよく読み、年齢や体型がフードと合っているか、
栄養学的な配慮や原材料の選定がなされているか、きちんと判断することが大切」と結論しています。
しかし、同社は?獣医師が薦めるから大丈夫...そうかな?
2007年3月29日
米国食品医薬品局(FDA)がアイムス(Iams)に警告書を発行しています。
米国食品医薬品局(FDA)は、添加物としての使用を認めていない物質が、Iams(アイムス)・Eukanuba(ユーカヌバ)の一部製品に含まれていることに対して警告書を発行。
早急に対象になっている物質をペットフードから排除することを促し、警告した。
今回、米国食品医薬品局(FDA)の警告対象となったペットフード含有物質は、グルコースの代謝を促す効果があるとされる"chromium tripicolinate(クロミウムトリピコリネイト(別名:ピコリン酸クロム))"。
1996年に低レベルのクロミウムトリピコリネイト(ピコリン酸クロム)のみ、豚のダイエット用サプリメントとして使用することが可能になっている物質です。
ただ、その後も豚以外の犬や猫などその他動物への使用は認められておらず、ドッグフードやキャットフードへの添加物としての使用はできない。
このことに対してアイムスは、これまで数回にわたりクロミウムトリピコリネイトの使用に関して、安全性を示すデータを提出するなどドッグフード・キャットフードへの使用を要求してきた。
しかし、提出されたデータは犬や猫など他の動物へ使用した場合の安全性を確証するものではないことから動物用医薬品センターに認められることはなかった。
そういった背景の中、依然としてアイムスとユーカヌバの肥満傾向犬用・猫用に製造された「減量用ペットフード」にクロミウムトリピコリネイト(ピコリン酸クロム)が含まれている事態を是正するために、警告書発行するに至ったというものです。
「FDAのIams(アイムス)に対する警告書」原文
正しい知識をもって愛犬との共生をもっと楽しみませんか?
もう一度食べ物の重要さを考えてみませんか??
大切な家族の愛犬のためにも、オーナーがもっとフードの知識を高め、より安心できるフードを選んで、健康を管理してあげて下さい。

