

●馬肉は最高の健康食
高たんぱく 低カロリーなヘルシーフード
犬にとって必要な栄養素が豊富に含まれ 低アレルギーフードな健康食
まず、犬の食事についてまず理解しておかなければならないのは犬の食事は人の食事とはまったく別のものだということ。
人との長いつきあいの中で雑食性の動物になったとはいえ、犬はもともと肉食動物であり肉を主体とした食物が一番ふさわしい食物であることに変わりはない。
たとえば、犬にとって重要な栄養素であるたんぱく質は人の4倍、カルシウムなどのミネラル類は数倍から数十倍も必要だし、逆に塩分は人の1/3~1/5で十分。
また人間に欠かすことのできない野菜類は、犬にとっては、それほど重要ではない。
そんな風に考えていくと、犬に必要な栄養素を十分に満たしてくれるのが馬肉だ。
さらに馬肉は、牛肉、豚肉、鶏肉などの食肉の中で一番安全な肉といわれている。
そんな馬肉を見逃す手はない。
●食肉の中で一番安全な馬肉は
犬にとって非常に優れた栄養食
愛犬の肥満や成人病の心配をしなくてはならないのが当たり前というようになってきた。
犬の専門家に言わせれば、大半の愛犬が太り過ぎという。
これは必ずしも食事の量を多く与え過ぎるためだけともいえないだろう。
犬の食事の質に問題があるのかも知れない。
それによくわからないことがある。
犬に関する色々な本を読んでいると、その中に必ずといっていいほど犬の食事について書かれてあるが、ドッグフード賛成派と反対派に二分される。
反対派はもちろん手作り派だ。
こうなると素人にはどちらが正しいのか迷ってしまう。
果たして、わが家の愛犬に、何を食事として与えればよいのか。
馬肉を与えることにより引き締まった体、毛並・毛のツヤの改善、病気の改善目の輝きを取り戻したとの報告も多くあるという。
馬肉と牛肉、豚肉との栄養成分量を比較してみると、低カロリー、低脂質が一目瞭然。
たんぱく質、カルシウムの豊富なことにビックリ。
馬肉がいかに優れているかがよくわかる。
馬肉は牛肉に対して脂肪分が約1/5、カロリーは約半分。
また、犬にとって必要な栄養素であるビタミン、鉄分、亜鉛、マグネシウムなどミネラルの他にペプチド(たんぱく質の一種)が多く含まれている。
ペプチドは体を温め、毒消し効果があり血管を拡張する作用がある。
さらに、馬肉にはリノール酸、リノレン酸、オレイン酸等の不飽和脂肪酸(必須脂肪酸)が豊富に含まれている。
この脂肪は普通は植物からしか取れないが、馬肉には多く含まれている。
●最高のヘルシー&美容フード
馬肉は犬にとっては非常に優れた栄養食といえる。
もちろん人間にとってもだ。
世界的に見ると、ヨーロッパが一番の大消費地らしいが、中でもフランスには馬肉専門店が多数あり女性が列をなして馬肉を買い求めているという。
なぜか?
それは馬肉は低脂肪・低カロリー・高たんぱく・高鉄分と、美容と健康に最適な食物だからだ。
馬肉は、牛肉、豚肉、鶏肉などの食肉の中で一番安全な肉といわれる。
馬は牛や豚よりも体温が5℃~6℃ほど高く、寄生虫が住みつく心配が少ないこと。
また馬は内臓がデリケートなため、他の家畜のように薬物を多用出来ない。
そのため内臓やからだそのものがとてもキレイな事がその理由にあげられる。
安全で、しかも犬に必要な栄養素を満たしてくれるとなれば、馬肉をわが家の愛犬の食事として見直さないわけにはいかない。
●馬肉の美味しさの秘密 グリコーゲン
馬肉にはグリコーゲンという成分が豊富に含まれている。
これが、ほんのり甘い馬肉の味の秘密。この美味しさは人間の子どもから大人まで、もちろん犬の口にも合う。
グリコーゲンは、動物性のでんぷん多糖類の一種。
グリコーゲンはブドウ糖に変化するので、エネルギー源として大切な役割をもっている。
このパワーの源ともいえるグリコーゲンが、馬肉には他の食肉の3~5倍も含まれている。





