「苦手な物も食べてほしいのに食べてくれない」
「食事中に泣き出す」
「食事に1時間以上かかる」
「成長すればなれば食べるようになるって言うけど…泣」
という悩み、お母さん方だけじゃなく、20代30代40代の保育者達からもよく聞かれます。
年少クラス11回目
幼稚園教諭歴12年目の者です。
私も20代の頃は何度も何度も悩み挫折してきましたが、最近気が付きました。
ちょっとした気の持ちようと言葉掛けと工夫で、食事時間がグ〜ンと楽になるのです![]()
ただ、はっきり言いますので読みたくない方はスルーしてもらった方が良いかもしれません。。
なかなか食べてくれない…共通して言えるのは…大人の態度に原因があります。
大人の態度を変えれば、子ども達も変わるのです。
まずは、子どもが食べなくなる態度と言葉掛け↓
「残さないように食べようね」
「箸の持ち方はこうよ」
「その姿勢、かっこ悪いよ」
「食べ物で遊びません」
「野菜も一口で良いから食べようね!!」
などでしょうか…。まぁ大体どこの園や家庭でも言ってるようなことです。でもこれが悪い訳ではないです。食事のマナーを教えるのも大事ですからね。
しかし、こればっかりだと、子どもにとってプレッシャーとなり、逆効果になってしまっているケースが本当に多いのです![]()
そして、よくある勘違いが、「時間をかければかけるほど食べるだろう」というもの。
逆です。
時間をかければかけるほど食べなくなるのです。
大人の「何としても食べさせたい!!」という、その気合が、子どもを苦しめます。不安や緊張を感じる子どもは、食事が喉を通らなくなるのです。
それじゃあ、どうすれば良いのよ!!という話です。
本題に入ります![]()
コツ1:大人も一緒に「おいしい!」
大人も子どもと一緒に「いただきます」をしましょう。そして美味しく食べる様子を見せましょう。
子どもが食卓に座っててくれる時間というのは、片付けをしたり手紙関係を処理したり連絡ノートを書いたりトイレに行ったり…大人にとっては唯一子どもから自由に離れられる時間なので、ついついこういう雑務をしてしまいたくなる時間ですね。
で、食べてるかな〜と様子を見ると、食べてない。当たり前です。子どもは大人の真似をします。
その結果、食べる時間がどんどん長くなっていく。悪循環です![]()
コツ2:時間を決めて、「残してもいいんだよ」
40分くらいを目処に、時間になったら「おしまい!」にして片付けてしまいましょう!
外で体をたくさん動かして遊んだ日などはたくさん食べますし、天気が良くなくて室内で過ごした日は食欲も出ないものです。
「残してもいいんだよ」の言葉が、子ども達の心を安心させますし、大人も楽になります!
さらには、頑固な子ほど「おしまい!」→「嫌だぁー!!」と食べるケースもあります(笑)
コツ3:まずは好きなものを食べさせましょう
お子さんは、何を食べるのが好きでしょうか?
白いご飯、ふりかけご飯、スパゲッティ、お肉、お魚、コーン、牛乳?
好きなものを食べていたら、私は必ずこう言います
「ご飯食べるの好きなんだね!」
「コーンも好き?」
「牛乳飲めるんだ!大きくなるね〜!」
好きなものを食べている時間は楽しいものですね♪食事の時間が楽しくなれば、泣いていた子も泣かなくなります。
コツ4:とにかく楽しく!とにかく褒める
遊び食べはお勧めしませんが、よく、「楽しい雰囲気の中で食べさせましょう」と言われますね。
「楽しい雰囲気」って、幼稚園教育要領にも載ってるし、保育の資格持ってる人なら誰しも目にする言葉です。私も耳にタコができるほど聞いてきました。
でも実際、具体的にどうすれば良いのかは、ベテラン保育者と一緒に働いてみて、なるほど〜と勉強になったものです。
その勉強になった言葉掛けのいくつかを紹介しますね
子どもの立場になって読んでみてください。
「牛乳飲めるんだ!すごいね〜。大きくなるね〜。〇〇ちゃんが大きくなって、グングン背が伸びて、天井までついちゃったらどうしよう(笑)」
「ミニトマト、食べれるのすごいね〜!ほっぺたがツルツル、可愛いほっぺたになるんだよ♡」
「お肉食べると筋肉モリモリになるんだよ!」
「コーン好きなの?先生が食べちゃおうかな〜(笑)あー!〇〇くんに食べられちゃったぁー(笑)大きい口でパクっと食べれたね!」
「お箸でがんばって食べてるなぁー!難しいのはグサッと刺しても良いし、スプーン使ってもいいんだよ」
何となく、苦手な野菜も食べてみようかなー?という気になりませんか?
野菜を食べたら、また次も箸で食べたら、先生がたくさん褒めてくれそうだなぁーと思いませんか?
苦手な野菜は無理に食べさせなくて良いのです。生野菜はハードルが高くても、味のある野菜のおかずなら、一口でも食べれるかもしれません。
箸も、一瞬でも持てたら、一つでも口に運べたらOKなんです。
その時は大いに褒めてあげましょう!
そんな少しずつの積み重ねで、「成長したら食べれるようになる」のです。
「がんばらない子育て」にもコツがあります。
ベテラン保育者やベテランのお母さん方は、経験からこのコツをよく知っているものです![]()
