前コラムに関連して、少し余談です。

 

🌞ヘルシーで美味くて簡単な茹でただけの肉

 お肉は、本当は豚バラ肉のニンニク醤油炒めとか豚脂身を揚げて作る酢豚、牛カルビや牛脂が好きです。たまに食べるなら、若い健康な方にはさほど障りのないおかずです。

 けど、体調整備にも結構ウエイトを置いた生活にある今、もちろん炒め物も揚物も激甘のお菓子も大好きなので食べますが、さすがに、普段はファットやカロリーには敏感です。

 一定の節制ライフへの転換の発端は、東京五輪をTVで観ながら盛り上がりまくって水割りやシングル10杯ほど飲み続けたり、お菓子も夜食のラーメンもやりたい放題だった為に、あるときカクンって体が重くなり、明らかにまずいと感じたことでした。
 初心を忘れず、皆さんも前向きな生活を手にされるよう念じ申し上げる次第です。

 ちなみに、チキンカツも好きですけど、茹で鶏ムネ肉も低脂肪でヘルシー。
 茹でた豚モモ肉もそうやけど、ヘルシーな低脂肪の茹で肉を食べるには、ジンジャーとかガーリックとかハーブや味噌や赤ワインなどで臭いを隠さなくても、ウスターソースやケチャップでビチャビチャにしたり、ナルスにある「モランボン焼肉のたれ黒」などでいただきますと、臭いが苦にならず、カットしてもしなくても茹でるだけなので、面倒な調理の手間もかかりません。キムチと一緒でも好いかも知れません。

🌞時短も大事ですね

 カレーはセオリー通りいくなら、玉ねぎを30分ほど弱火で炒めて甘味を殺しキツネ色になったら用いる、各種スパイスの小さい瓶をいっぱい消費して独自の調合と隠し味で勝負、薄力粉などを炒めてルーを作ることもある・・・ってことになってるんやけど、ヒマ人しかやれへんわけ。

 まあ、料理趣味で勉強する場合は別ですし、実生活にも大いに役立つとはいえ、レトルトでもお店でも十分旨いわけで、お仕事でも無いのにたま~に作るだけのために膨大な時間を喪失するのは如何か・・・とも感じます。

 ラーメンスープづくりもやりましたけど、旨い店が山ほどあるなかで、お仕事でもないのに、数杯から10杯以内程度のスープ作りに大量の経費と時間を注ぐのは、明らかなバカ、と自分に対して思ってます。

 もっとも、鶏骨スープの場合は、6時間以上煮込んで白濁させ、最後に生姜やネギやニンニクや干しシイタケやコブを追加し小一時間煮てガラを上げ、粉山椒・お塩などでスープをいただいたり、別に用意したお肉を加えるという、京風の鶏鍋、鶏スキを楽しめます。生姜無しでジンジャーパウダーでも好い。
 スープを楽しんだ後は、豆腐や野菜を追加して、麺つゆでもポン酢でも好いけどニンニク入りなどのタレでいただくことが出来、ラーメン以外の用途もあるわけですが、やはり時間はかかりますよね~。

 もちろん、そこまで煮込まなくても十分美味しい鍋が可能。骨付き肉を用いて少し煮込んで、炊き上がったらスープいただき、野菜など追加して骨付きのお肉と一緒に食べてもいい。

 これは、鍋ものとしては憶えといて損は無い食べ方と思います。
 問題点としては、粉山椒はいつも余って棄てることになり、勿体ないと感じ続けてます。生山椒はたくさんあるのでタケノコなど煮つけには生を使いますし、それこそ中華炒めやウナギ以外はあまり使わないんです。七味や一味の唐辛子粉に少し混ぜるとお味が一変しますけど、それにしても余る。冷凍庫に仕舞うしかないでしょうね。

 僕の場合、カレー作りも昔やっとったんやけど、今はずううっと、他の具材は適当にして玉ねぎを考えて30分以上煮込むだけ。玉ねぎの嫌な甘味もかなり消え、原形を留めなくなるんで、ヘルシーにはこれで十分なんやないかなあ・・・。
 大体は30分超になるけど、これで満足です。

 ほかにもやりたいことと遊びごとで満ち満ちて忙しい人は、堪忍してえな~、ってことにしましょうね。

 ただ、邪魔くさいんでカップ麺とかに走りがちでもあるんで、さすがにちょっとだけ、一日一食だけでも、しっかりしたメニューを食べられるよう、強くお勧めいたします。

🌞🌞🌞🌞🌞

 ペペロンチーノはこのところ病みつきで、風味好く仕上がり美味かったです。ほかに塩辛いおかずがあることを想定して薄味にしたんですけど、〆のラーメンみたいな食べ方になったもんで、少量の塩を追加していただきましたが、好い味と香りで美味しかったです。シンプルな基本のパスタながら、ますます好きになりそうです。

 また、結局、魚の地中海風、かなり美味かったです。予想ではハーブ臭くて不味くなるはずやったんですけど、ハーブ臭さも僅かで、長年素材にふれて水加減や火の入れ方に慣れたのかもしれません。


 シェフと言わず料理趣味の方などは、素材と調味料・調理法に詳しくチャレンジ経験が多いので、直ぐにそれぞれの素材や調味料の適切な分量を推察され、かなり美味いのをお作になるんでしょうね。

 

 すいません。余談でした。