『世界一受けたい授業 1』
 
実際に体験した情報も、
じつは必要だったりする。
 
ということで、田舎暮らしや移住、
自然農法の体験談をお話をします。
 

ぼくは、
 
 
「元料理人だったこともあって、
最近、食の安全を見直してたんです。」
   
 
すると、
 
 
「スーパーにならぶお弁当は、
食品添加物がふんだんに使われている。」
  
 
ということから始まり、
いろんな真実が見えてきたんです。
 
 
たとえば、
  
 
グリシンという添加物は、
乳化剤と一緒につかうと。
 
古米が新米によみがえり、
色艶や甘味がます魔法の添加物である。
  
 
また、
 
 
中国産の激安の野菜などは、
漂白剤で脱色すると。
 
黒ずみがなくなって、
真っ白くできる。
 
 
そして、
 
 
天然色素というカイガラ虫や、
カイコの糞をつかって、
色をつけすると。
  
なんと、見た目がきれいな、
ニンジンの煮物が完成するんです。

  
さらに、
   
 
「たんぱく加水分解物!」
  
  
動物性のたんぱく質を、
塩素で分解して。
 
アミノ酸にしている、
添加物があるんだが。
 
 
これは、
 
 
化学調味料の一種だが、
国は「これは食品です!」
とすることで。
  
企業は大手をふって、
添加物ではなく食品として、
使えるようになっている。
  
 
ですから、
 
 
「このような添加物が、
お弁当一個には150ぐらいは入っているようです。」
  
 
それなのに、
 
 
お弁当を売っている所でつめると、
何の表示もしなくてもよいという。
   
 
「裏技を国が保証しているようです。」
 
 
つまり、
 
 
消費者から見えてる部分と、
企業側の見えてない部分のギャップが。
 
天と地ほどの差がうるように、
ぼくは思ったのである。