『虫に食べられるわけ?!』
  
畑の中にもドラマがあるもんです。
 
昆虫や野菜、微生物にいたっても、
ヒューマン映画のような。
 
ドラマチックな出来事が、おごっているんですよね。
 
 
そのことに気づいたのは、
さいきん、モグラが来るようになってからです。
   
 
じつは
 
 
夏に、地上30センチのところは、
空気をたくさん入れたので。
 
下層にミミズが移動したようです。
 
 
つまり、
 
 
ミミズは空気がなさそうなところを、
好んで生息するから。
 
モグラもミミズ食べたさに、
そっちに行ったんでしょうね。
   
 
また、
 
  
「ジャガイモとか観察していると…」
 
 
根っこの短いものは、
すくすく生育していた。 
  

ぜんぜん、アブラムシに食べられることは、
なかったんです。
   
 
でも、
 
  
地中ふかい空気がたりない土は、
虫が好むガスを出すので。
 
根っこの長いキャベツは、
それを吸って虫食いにあっていた。
  
 
こうやって、
 
 
「仮説をたてるのは楽しいよね。」
   
  
そしてまた、
 
 
レクチンという成分で、
害虫から葉を守る野菜もいれば。
  

わざと自分を虫に食べさせて、
子孫繁栄をもくろむ植物もいる。
 
 
なんでも、
 
 
土壌がわるいと、
タネ(子供)は育たないから。
  
野菜(親)みずから、
土の中のわるいガスを吸う。
 
 
すると、
 
 
アオムシが好んで食べるから、
そいつが死んで肥やしになる。

また、どんどんガスを吸うことで、
さらに畑は良くなるんです。
 

なんと、
 
 
「みずから犠牲になって、
子供たちのために土を良くしてる。」
 
 
植物にも親心があるのだろうか、
泣けるはなしである。
 
 
ですから、
 
 
自然を観察してると、
いろんなことが見えてくる。
 
そして、ためしては結果をみて、
ためしては結果をみる。
 
  
「ぼくの仮説があっているか分からないけど。」
 
 
だんだん、畑は改善されて、
おいしい野菜に近づいていくんです。
 



しかし、
 
 
その出来事を偏見なく、
見る技術は磨かなければならない。
 
そうやって、もっともっとひび精進しながら、
良い野菜に近づいていっています(笑)。


追伸


虫が食べるような野菜を、
除草剤で見栄えだけつくろいたくはない。

ので、天然の資材だけで作ると、虫が食べないけど。

自然界の摂理にちかい、
天然の甘味ある野菜を作っていきたいですね。


それでは、移住して自給自足の田舎暮らし最高。

いつもありがとうございます。
心から感謝しています。