『ウーロン図書通信!?』
  

何か問題があるとしたら、
まずは両親をあらえ。
 
これは、カウンセラーの世界では、
けっこう定説ですね。
 
 
「今日は、精神世界のお話です。」

 
ある娘の物語です。
 
 
その人は父親に、
大切にしほしかったんです。
  
 
しかし、
  
 
「その父はすぐ怒り、
自分勝手で、わがままであった。」
 
 
だが、
  
 
大人になっても、
娘は実家にかよった。
 
文句をいわないで従い、
気分や感情に振り回されても。
   
 
それでも、
 
  
「従順な子供をやめなかったのだ。」
  
 
それは、心の底で、
親父さんに愛されたかったからである。
 
 
だがしかし、
 
 
お父さんは娘を愛してはいたが、
利己心をコントロールできなかった。
  
 
ことあるごとに、
 
  
「相手の都合を考えずに、自分を押し付けた!」
  
 
また、
 
 
気に入らなければ、
嫌悪感をむき出しにし。
 
下らないことにこだわり、
それを周囲に従わせた。
  
 
いつも、
 
 
「自分の思い通りになってないと、
気がおさまらなかったのだ。」
 
 
それは、
 
 
家の中に恐竜がいて、
他のみんなは。

気にしないように、
生活するようなものであった。
 
 
そして、こんなことを学んだ。
 
 
「お父さまは、酷いことをするけど、
悪気はないんだわ。」
  
 
さらに、
 
 
娘たちは、悪気がなければ、
何をしても良いと学習したのだ。
 
 
ですから、
 
 
愛をもらえない親なのに…
 
 
幼少期に受けたキズが、
今の行動を束縛しているのだ。
 
 
娘は、
 
 
いつも誰かに、
何かをいわれると。
  
 
「何で分かってくれないの?」
 
 
と抵抗した。
 
 
でも、
  
  
「この肉じゃが、ちょっとしょっぱいよね!」
 

という、
 
 
当たり障りのない話でも、
 
 
「こんなに頑張って、作ってるのに、
何でひどいこというのよ?」
 
 
と、
 
 
キャッチボールが、
できいない会話は障害になった。
  
  
それは、
 
 
・自分を分かって欲しい
・理解してほしい
・承認してほしい
 
 
などの、
 
 
「パパから愛されたかった。」
 

という、
  
 
成就できなかった願望が、
見せる投影であった。
   
 
その結果今は、
 
 
「愛をくれない人に、愛をもらおうとして、
もらえなくて傷く人生である。」
   
  
幸せを遠ざけているのは、
じつは、自分だったのです。
  
 
つまり、
 

パターン認識こそ、
『力』なのです。
 
家族療法は、
そのお手伝いをする知恵である。


それでは、自分と向き合える時間があるのっていいね。

移住して、田舎暮らし最高! 

いつも読んでいただき、ありがとうございます。
心から感謝しています。