生かせ いのち

生かせ いのち

目の前に起こっている出来事に対して
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梅雨明けと共に真夏到来❗️


オリンピックもたくさんの金メダルおめでとうございます㊗️

さて、猛暑の続く中、お盆の時期が近づいてまいりました。お盆は皆様方も御先祖様をお迎えして、一緒に過ごし感謝していただくことのできる期間です!


また、どんなに苦しい思いで亡くなられた方もこちらの世界に帰って来ることのできる期間でもあります。




御先祖様といっても、今の自分たちから見て十代もさかのぼれば、千人をも超える御先祖様がいらっしゃいます。
その内一人でもいなかったら今の私達は存在していませんし、そのようなたくさんのご先祖様の中にはもちろん人生を全うしていかれた方たちばかりではありません。


極楽にいらっしゃる方、反対に地獄にいらっしゃる方があります。


そのような中でお盆は私達が追善の御供養させていただくことのできる大切な期間なのです。


「追 善」とは、御先祖様が「善行」できなかった分私達が供養をして「善行」を足すことです。


そして十五日には施餓鬼供養も各地で行われます
「施餓鬼」とは正に字面の如く「餓鬼に施す」という意味です。



「餓鬼」とは六道(天上道、修羅道、人間道、畜生道、餓鬼道、地獄道)のうち、餓鬼道に落ちて苦しんでいる亡者のことです。


餓鬼が口にしようとするものは忽ち炎と化し、何一つ食べることが出来ず飢えの苦しみには際限がありません。
自分の力ではこの苦しみから脱することが出来ない餓鬼に、食べ物を施そうというのが「餓鬼供養」です🙏


そしてもしかすると、自分の御先祖様の中に餓鬼道に落ちている方もあるかもしれない・・・。という事からお盆の終わりに「施餓鬼供養」が行われます。


そして自分のご先祖様だけではなく、すべての餓鬼に供養を施すことを「三界万霊」に施餓鬼供養するといいます



私たちは決して一人きりでは生きられません。自分以外の全てに影響を受け、または与え、持ちつ持たれつで生かされています。『相互供養』『相互礼拝』


【三界万霊(さんかいばんれい)の三界とは、私達が悟りを得て、仏に成るまでの間に、延々と生まれ変わり死に変わりするこの世あの世をまとめて、大きく三つに分けた世界のことです。】


一つ目は「欲界」(よっかい)・あらゆる欲望や目に見える形に囚われた世界(現在の我々の世界もこの一部)。


二つ目が「色界」(しきかい)

・欲望は無いが、目に見える形、物質に支配された世界。


三つ目が「無色界」(むしきかい)

・沃欲や物質を超越した精神世界だが、未だ完全な悟りではない世界。


その三界の「万霊」とは「一万の霊」ではなく、「全ての霊」という意味です。


自分以外を敬い、手を合わせることの少なくなった現代社会においてこの三界万霊に手を合わせることが、昨今の社会問題の解決の糸口、ひいては世界平和への近道ではないかと思います。


生きている私達は普段よりいろいろな物を食べられる。それが当たり前になっていませんか
実際には、食べることで(つまり他の命を奪うことで)自己の命を繋いでいる自分の罪深さ、或いは食べ物に対する感謝の念を自覚するための供養でもあります!


「いただきます」

「ごちそうさま」


という日常的な言葉の中にも、「施餓鬼供養」の意味がこもっています。


当寺では、皆様方にも「施餓鬼」の供養の意味を御理解していただきたく、また本年度はコロナウィルス感染拡大の影響により、直接ご参拝できない方のためにリモートでのご参拝を実施させたいただくことになりました。



お申込みはこちらから

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山平 善清 施餓鬼供養会(せがきくようえ)のご案内 - リザスト人生相談|御祈祷|山平和尚|明王寺|ライダーズカフェ 潮龍山 明王寺 高野山真言宗 阿闍梨 山平 善清リンクresast.jp



この御縁に是非たくさんのお申込み並びに

直接お越しになれない方はぜひリモートにてのご参加もおまちしております。
                   合掌