かりっ!
ふわっ!
これはたまらない焼き加減。
繊細な美味しさと接客も素晴らしい鰻重で
心も幸せ。
今年もまた
誕生月に三島ひとり旅。
三島に来たら恒例の鰻重ランチです。
ここ数年は桜家さんに通いましたが、
2024年は新規開拓のお店へ。
「三嶋うなぎ 松子」さん
予約なし、
ダメ元で突撃した11時半。
1席だけ空いていたカウンター席に
滑り込みさせていただきました。
こじんまりとした店内の
黒々とした玉石敷かれた飛び石を数歩わたり、
焼き場を囲む掘りごたつ式(?)のカウンター席へ。
煙とにおいがほぼ出ない
脂汚れもないきれいな店内は
オルゴールのBGMが静かに流れ
落ち着いた素敵空間です。
奥の焼き場で大将の優雅な団扇捌きを眺めつつ
待つ時間は瞑想の時。
「赤松」4950円
「赤松」は鰻1匹。
右のお包みにはお箸がセットされています。
一見すると薄い焼き色
しかし!
かりっ!
繊細な香ばしい焼き目。
そして
ふわり〜
身が優しくほどけます。
香ばしいけど硬くなく
皮がむっちりしており
柔らかいけど身崩れしない
なにより
この繊細な香ばしさが
とても好き
ご飯は
一粒一粒しっかりと立った好みの炊き加減。
肝吸いは
お出汁がくっきり
濃いめのお味。
きりりとした
さっぱりお漬物が
口直しにぴったり。
ちなみに、
こちらでは香りが飛ばないよう
冷凍にした山椒を
都度ごとにごりごり削りたてでいただきます。
うーん、
よき香りですこと❤️
口コミにもありましたが
女将さんの太陽みたいに明るくて
細やかな対応が素晴らしく。
赤い口紅がお似合いの美しいお顔立ちで。
美味しさが倍倍増❗️
お客様は次々と。
場所確認の電話がひっきりなしでした。
ああ
またまた美味しい鰻をいただけて
人生がこっくりと美しく輝きました。
ご馳走さまでした。