こんなに地味なのに!
驚くほどしっとり
ありそうでなさそうな食感
素晴らしくおいしい棹菓子発見！
新宿タカシマヤさんのデパ地下
銘菓百選の売り場でゲッツ！
三英堂さん
「日の出前」
足立美術館のお茶席菓子でもある
島根県の銘菓です。
皮むきあんを熱いうちに押し固め
幾層にも重ねた「しののめづくり」。
うわっ
地味っ
地味でしょ！（
3回も繰り返す？）
しかし
ひとくちいただけばー
おおっ！！
（絶句）
夜明け前、
光が漏れだす直前の
夜の闇がほどけはじめた空のように
淡さを抱いた小豆の棹菓子は・・・
水羊羹のような
つるりとしたなめらかさではなく
練り羊羹のような
むっちりとした濃密さではなく
まるで
ビロード生地を指先でなぞるような
なんてしっとり緻密な舌触り
ありそうでない
はじめての食感です。
ころころと浮かび上がる
小豆粒の面影が
唯一のアクセント、
こんなにも
地味で素朴なのに
なんて滋味深き和菓子であることか！
しっとりしっとり～
何度食べても
食べ飽きることのないはず。
「しののめづくり」
侮るなかれ！ですよ（ドンっ
）
ぜひおためしあれ～