人形町で発見
どら焼きならぬ
「とら焼き」。
いただいてみたら
優しい食感
ふわふわふわ~。
ある日の人形町。
「ミュゼ浜口陽三」からの帰り道。
以前から気になっていた
和菓子の謎を知りたくて・・・。
甘酒横丁をてくてく、
天然物たい焼きの名店のひとつ
「柳屋」さんのお隣。
「京菓子処 彦九郎」さん
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間口の小さな和菓子店さん。
昭和の人間にとって
懐かしい店構えです。
「とらやき」240円
薄紙にしっとりぴったりと
包まれて・・・
キレイに剥がれない~~
って絶対泣きのはいるパターンですが
「此の紙を剥きますと
虎の縞模様が現れます」
とのことなので
安心して剥き剥き続投します。
なるほど
ムラになった生地の表面が
トラ模様かも・・・
見て見て~~
ふっくらふわふわ~
スフレみたい~~~
たまらないビジュアルです
柔らかいだけでなく
弾力も感じる皮の間に
玉々しい小豆が
ころころころ
さらり滑らかなあんこは
ゆったりと溶けていき
とら皮とのなじみがとてもよくて・・・
お口の中で豊かな口どけです。
もうひとつ
同じく甘酒横丁の入り口
モダンな店構えのこちら。
「玉英堂 彦九郎」さん
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洗練された接客に背筋が心地よく伸びる思い。
甘酒横丁の中ほどにある
「彦九郎」さんとは
先代が兄弟同士なのだそうですよ。
「虎家㐂(とらやき)」300円
「虎家㐂」・・・
漢字であらわされると
よりおめでたい感が漂いますね
ひゃ~~~~っ
あんこがっ
あんこがとろ~~~り
皮もふわふわ~
ふわふわ
しゅんっと溶けてしまいそうな
儚さもあって
つるんつるんと小豆つぶがこぼれ落ち

似ているようで
お店の個性それぞれの「とら焼き」
寅年の2022年、
ふわふわをまた味わいたいですね。