よく間違えてクラクションを鳴らしてしまうことがある。
何気なしに手をおいたら、プーッ!
危険を知らせる警笛だから、けっこう不快な音である。
今日も、例によってクラクションを鳴らしてしまった。
駐車場から出ようと、エンジンをかけて助手席に置いたものをどけたりしていたら、
手が当たってしまい、プップッ!
やばい……と思ったが、
プーッ!ではなく、プップッ!
細切れの短音なので、まわりに迷惑ではあるまい。
よかった……と思いきや、前を見ると
おじさんが睨みをきかせているではないか。。
推測すると、おじさんが目の前を横切ったタイミングで、クラクションを鳴らしてしまったらしい……
それでおじさんが、睨みをきかせているのだ。
あ、ごめんなさい! 謝るジェスチャーをしたが
おじさんは斜め45度の位置で、しかめっ面をキープしているではないか……
私は、手を左右に振り、「違う違う違う!そうじゃない〜」とジェスチャーをしたが
おじさんは納得していないようだ。
そこで、私はおじさんになって考えてみた。
プーッ!であれば、相手も謝っているし、間違えて押しちゃったのか…… と怒りも収まると思うのだ。
しかし、今回は、プップッ!と
小気味のよい、
スタッカートクラクションなのである。
客観的にみれば、
明らかに、人為的で意図的にしないと、
なかなか鳴らせない 音なのである。
あちゃー……まさか、このタイミングで
この大技がでるとわ。。
私は普段、ほとんどクラクションは鳴らさない。
だから、本来の実力であれば、
スタッカートクラクションはできないはずなのだ。
しかし、そんなことは、おじさんは知ったこっちゃないのだ。
この状況証拠からは、逃げられない……
私は観念して、窓を開けて謝った。
「すいませーん!間違えて押しちゃいましたー!」
「嘘つけぇー!」
一喝された。
それはそうだよな……
逆だったら、ムッとくるもんな……
しかし、謝れど謝れど、いつまで経っても納得しない おじさんに
段々腹が立ってきた。
わかっている。 わかっている……これは逆ギレだ。。
私が悪い、私がぜんぶ悪い。
おじさんは、たまたまそこを通りかかっただけなのだから。
しかし、それをぜんぶ承知した上で、言わせていただきたい。
「おらぁ!いつまでいちびってのじゃボケがぁ!!((((;゚Д゚)))))))」
あぁ……なんて、性格が悪いんだ、、、
もう、自分がいやになる。。
ごめんなさい。