患者 「ものもらい…ですか。。」
眼科医 「はい、しばらくすれば良くなるので心配ありません。
しばらく、この眼帯をしていて もらえれば だいじょうぶです。」
患者 「これ……ですか??」
眼科医 「はい。
まー恥ずかしいのも分かるんですですけどね、
少しのあいだだけですから」
患者 「いや、眼帯をするのは いいんですけど…
これ、黒とかないんですか?」
眼科医 「いや~… 黒はないですね… 」
患者 「マスクは黒あるじゃないですか?
ぼく、マスクも黒なんで マスクに合わせたいんですよ
やるならちゃんとしたいんです、正宗みたいに。」
眼科医 「ま、正宗???」
患者 「はい、独眼竜の伊達正宗です。
知ってます?」
眼科医 「はい… 伊達正宗は。。」
患者 「じゃあ、これマジックで黒に塗っていいですか?」
眼科医 「いや、かぶれたりするので塗ったりすることは おすすめできないです……」
患者 「分かりました。じゃあ、同じような生地なので
この 黒い布マスクを目にしときますわ。
これでいいでしょ?」
眼科医 「いや~… ちょっと そのマスクではでかすぎますし……
って、 ん???
それ、、、マスクじゃなくて ブラジャーじゃないですか???」
患者 「いえ、これはマスクです。」
眼科医 「いや…でも、これワコールって……」
患者 「ああ、元々は嫁の黒いブラでしたが
今はマスクとして使っているので、マスクです。」
眼科医 「ああ…そうなんですか。。 でも、元々はブラだったと……」
患者 「 はい、 嫁に ”これを口に当てたい” って
言ったら マスクにしてくれました。」
眼科医 「なんか、、気持ち悪いエピソードですね……
よく、許してくれましたね、、奥さん。。」
患者 「はい、半年ほど四六時中 ”これを口に当てたい”って
いったら「しょうがないわね…」と言って作ってくれました。」
眼科医 「奥さんも大変ですね……」
患者 「そうなんですよ、そのあと
どういうわけか、精神科に通院するようになって……」
眼科医 「絶対あなたのせいですね。。。」
患者 「じゃあ、これを眼帯代わりにしても いいですよね?」
眼科医 「ダメですよ、気に入ってるのは分かりますけど、
大きいので用をなさないんですよ」
患者 「大きいですか?
ちっさくないですか?」
眼科医 「大きいですよ。」
患者 「小さいでしょ? だって、平均のサイズから言ったら…」
眼科医 「奥さんに謝ってください。
とにかく、目にするには 大きすぎなのでダメです。
この白い眼帯をしてください。」
患者 「そうですか、分かりました。」
眼科医 「やけに素直になりましたね…」
患者 「はい、眼帯は諦めました。
でも、正宗はマゲを結っているので
先生、マゲ結ってくれます?」
眼科医 「帰れぇぇぇええええっ!!!!
ここは、下着屋でも、床屋でもねぇーんだよ!!
マゲ結いたいなら、床屋、、いや、床山にいけぇ!!! 」
処方箋 床屋へいけ。
おしまい
