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珈琲 たいむす

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珈琲たいむすへ ようこそ

この世紀末の雰囲気、もう笑うしかない。








"私にも子どもの時代があったわけで……"

講演会で

年配の偉い人が
幼少期の思い出話をするときに決まってする

ナゾの前置きである




会場はドッと笑いに包まれる

考えたら当たり前なのだが、そのつかみで
場が和み  話者のハナシに惹きつけられる


"お腹ん中から このまま出てきたわけじゃないんでね"

なんて、続けようもんなら
会場はさらなる笑いに包まれる




あの笑いの正体はなんなのか。
……はさておき








"私にも子どもの頃があったわけで"



私以外私じゃないの くらい

とても あたりまえのことだが
忘れていた



大人になり、忘れていた。。






中学にあがり「もう大人なんだから」と
自分に言い聞かせ


成人式のときに いよいよ
「ほんとに大人なんだ」と言い聞かせ



社会に出て「言い逃れのできない大人になった」
と分からせて


三十路を越えたら「大人になったんだな…」と自覚をしていた


はずだった。





でも、ふとしたときに蘇る

物憂げな六月の雨に打たれて、
涙を隠したって

感覚は子どものまま。






辛かったら涙がでるんだ

嬉しかったら 笑うんだよ





でも 

それを押し殺すのが 大人だからって

我慢してた。









だって、そうしなきゃ社会が成り立たないじゃないか




電車で靴を脱いで 膝立ちで窓の外をみたいけど

駅の階段をスキップしながら 駆け上がりたいけど

我慢しなきゃ。




大人なんだから……




私たち大人が我慢しなきゃ……

我慢、我慢、、、

1に我慢、2に我慢……

3も4も……がまん。。。

て、思っていたら 泣いてた。







"なんで そんなこと 
我慢しなきゃならないんだろう"



大人なんかじゃない、
ただ、月日に置いてかれただけなのに……


ピーターパンシンドロームだなんて
変な名前付けるなよ


変な枠で括るなよ…


僕は嫌だっ!

なんて言ったら笑われるよね





でも……

少しの 幼い振る舞いや 言動さえ

人はなぜ 押し殺して生きるのだろう


なにを我慢して大人のフリをしているのだろう……

難しい顔して、大人のフリ

クールな顔して、大人のフリ

人は、、

自分は、一体なにを…




……


そんなことを考えていたら、
すれ違う青年のTシャツに目が止まった。


旅に出ます、探さないでください
         旅人



たまに見る あのテイストのTシャツだ。


恥ずかしくないのか……


私は思った。



しかし、周りを見渡すと誰一人
それを気に留めてなどいなかった。



着ている本人は、萎縮するでもなく、威張るでもなく なんと 普通のことか…



まわりの人間も、たまに指を挿して笑うが
それも一瞬のことだ。

また、すぐに別のソレ(話題)に耽るのである。





誰もみていない、気にしていない…

まわりも、本人でさえも。




……そうか、そういうことか。



理由なんかなかったんだ


大人でいる理由なんてない。


そう、
結局、勝手に自分が作った枠にはまって、

自分らしさの檻の中でもがいている だけだった。







誰も縛ってない、求めてない……


理由はない、なにも。

だから、大人でいる必要もない。





自分で勝手に冷水を浴びて
「冷たい!」なんて騒いでた だけ。。



バカだな…







固くなってたな、俺。

勝手に。

ガチガチ。

ふふっ






そう思ったら、駅を降りる階段で
可笑しくて笑ってしまった



え、あのオヤジめっちゃ笑ってない?
ヤバくない??
ヒソヒソ

 

聞こえてるよ…… 
でも、聞こえなぁーーいっ!!!
あははっ!




雨上がり、空を見上げる瞳に 虹がかかった








駅を出ると、すぐそばのコンビニで

パルムを買って 公園に行った
オヤジが、子ども返りするならコレだ。






ブランコを漕いだ、ハイジのように天高く

無邪気な少年時代を解放した

雨上がりの空のように 心がスーッと晴れていく






右手に握った バルムが溶けないように

寺尾聰のような 顔で頬張った





ストンッと
肩の荷が下りて  軽くなった
視界が開けて 明るくなった




そうか、忘れていたんだ

忘れていたことすら 忘れていた





ちょっとのことを拡大解釈して

たわいも無いことを

自分をがんじがらめに縛る

鎖だと思い込んでたんだ





そして、いつしか せっせと
自分らしさの檻を勝手に作りあげて
勝手にもがいてたんだ





そう、それだけのこと
勝手に、自分で……。

自分勝手ならぬ、勝手自分。。。







なーんだっ!




そう言うと
私は人目を憚らず、ブランコのスピードをあげた

今日はいいだろ? Mr.myself





グン、グン……

あがる、あがる、天まで飛んでいけっ!

ついには、爽快感が堪らずに

立ち漕ぎになっていた





今日は自分解放日、 
もう 人目なんて気にしない。


私は、
ただ、目の前の景色に心を躍らせた




次の瞬間、バランスを崩して 勢いよくまえに

投げ出された



どしゃーん! ヘブシッ!

顔面から落ちた……

久しく 忘れていた 痛みだった。




イテテッ…

いつもなら、素知らぬフリ、
体裁だとか
世間体だとか
考えて 大丈夫なフリをする
痛みに鈍感なフリをして。



でも、
今日は自分解放日。




子どもに返って
人目を憚らずに泣くことにした





「うわーんっ!お母さんーっ!!!」


いだいっ! いだいよぉおおおっ!!

うわーんっ!! ママっ!マンマぁ〜っ!!!!
(´༎ຶོρ༎ຶོ`)っ!!!





ちょっと 子どもに戻りすぎたか… ふふっ

ふと我にかえると

目の前の紳士が声を掛けてくれた

「大丈夫ですか?」


 


ほらね、見た目がおじさんでも、
泣いてたら 優しく助けてくれるんだ


世の中、捨てたもんじゃないよっ!

「うん、大丈夫っ!
僕強いから 泣かないよ おじさん!」

と顔を上げたら


会社の上司だった




私  え?


上司  え?


私  え?


お互いの え?のラリーが続いたあと

お前、何やってんだ?(・_・;

と唖然とした表情で見つめられた




そして、
その背後には、数人の会社の部下たちが 
遠巻きに私をみつめていた



その後のことは覚えていない。






次の日、

昨日のハイジみたいなブランコの漕ぎ方から

ハイジのならぬ、「Highジジイ」と呼ばれることになった




どうやら、まわりからは子どもにかえったのではなく

薬でラリっているように見えたらしい





なるほど…… ちょっと 会社に近すぎたよね。。




教訓
大人にならなくていいけど
TPOには気をつけよう。
会社の近くとか特に。






私はまたひとつ学び、奇しくも大人になってしまった


窮屈だよね、 大人って。。







"物憂げな六月の雨に打たれて"






















【豆知識💡】
ちなみに、Mr.Childrenは、最初
「Children」にしようとしていたが、

だけど、10年20年経ったときに、「Children」
じゃなんだろう……ということで
プロデューサーの小林武史が「Mr付けたら?」と言って「Mr.Children」となったらしい。

こんな会議をロイヤルホストのカミナプキンに書いてしていたらしいから、なんとも彼ららしい。
ネット情報です。

 

 

今日は憲法記念日。

日本の戦争リスクについて考えてみた。

 


 

一年前にも戦争について書いたが

 

今日のほうが より緊迫感を感じている。

 

 

 

 

 

 

なぜなら、戦争が差し迫っているからだ。

 

ロシアーウクライナのことは、連日テレビで報道されている通りで

通りではないんだけどね……

 

これにより、日本も戦争の可能性が大きくあがった。

 

 

 

 

 

 

ロシアがウクライナに手を出したにも関わらず、アメリカが出てこなかったからである。

 


確かに、NATOに加盟していないという点で、出ていく義理はないのかも知れない。

 

でも、ウクライナに核を放棄させたのは、アメリカたちでしょう。

 

ウクライナからしたら、

 

「放棄する代わりに、”安全を保障してねっ”て 国連が保証人になって、

国際的な合意をして、覚書きまで交わしておいて、

なんで来ねーんだよっ((((;゚Д゚)))))))!!!」

 

ということであろう。

 

 

 

 

 

 

これは、そのまま日本にもあてはまる。

 

いざとなれば、”日米安全保障があるから安心だ”

 

と思っていても、ウクライナのように いざとなっても

 

待てど暮らせど、アメリカは来ない……ということになりかねないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家庭にたとえるなら、こうだ。

 

「強盗がきても、 ALSOK入ってるから安心だね!」

 

いざとなれば、

 

1,2,3,4,ALSOKっ!!

 

て屈曲な警備員が駆けつけてくれるさっ!!

 

 

 

強盗「おらーっ!金だせーっ!!」

 

 

 

 

きゃーー!!  ALSOK 助けてーっ!!

 

 

 

シーン……

 

 

 

 

あれ… ALSOK???

吉田沙保里???

 

 

吉田さん??   

 

 

シーン……

 

 

 

よ、吉田さーんっ!!!???

 

 

 

 

吉田「ガチャ、あ、、ちょっと、、、会長が行かなくてもいいって言うから……」

 

 


 

え、でも契約には、来てくれるって……

書いてあるんですけど……





 

 

吉田「あ、それは覚え書きなんで…契約書とはちょっと違うっていうか…」

 

 

え、どういうことですか? 

 

契約書と覚書きの違いって なんですか?!

 



 

 

吉田「あ、そこらへんは 行政書士にでもきいてください……」

 

 

 

 

え、ちょ、ちょっと?!  吉田さんっ!  

 

 

プー プー  プー

 

 

強盗「おら-っ!早く金だせやーーー!!!」

 

 

 

 吉田ぁぁぁぁぁああああっ((((;゚Д゚)))))))!!!!

 

 

 

 

ということだろう。  

違うか。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、日米の安全保障だって

 

日本がやられても、ただちにやり返すって 話にはなっていない。

 

持ち帰って検討します! くらいの約束しかないのである。

 

 

そのさきは、アメリカの議会で「どうする?」て話をすることになると思うんだけど

 

「いや~自分で戦いもしない日本のために、アメリカの若者の命をかけるって…ん~…」

 

となるのは必然ではないだろうか。

 

 

 

もしかしたら、義憤であふれるアメリカ人たちの声で、動いてくれるかも知れないが

 

そこに期待してはいけないと思う。

 

 

 

 

 

 

中国からしたら---------------

 

「え…攻めても、アメリカさん、でてきまへんの??」

 

 

「ほな、台湾 いてまいましょうよっ!」

 

 

 

 

「おっ…やっぱ出てこんやないかい……」

 

「じゃ、日本もいっときまっか?!」 

 

 

 

-------------------------------------

 

 

……となることは、容易に考えがつく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロシアからすれば、----------------------------------

 

「おめーよぉ、なに経済制裁してくれてんだよ……」

 

てことは、おまえ、敵だよな??

 

なら、攻撃してもいいんだよな???

 

 

 

欲しかったんだよ、北海道。

 

この前は、占守島で邪魔が入って 北方領土止まりだったけど

 

今回は、北海道まるごといってやんからなっ!

 

 

 

あ、そうそう、中国さんもシーレーンやなにやらで

 

日本の下の方、欲しいでしょ?

 

なら、沖縄、九州いっちゃってよ。

 

おれ、うえから行くからさ。。。

 

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と挟み撃ちもあり得る。

 

 

 

 

 

 

こう考えたら、どう考えても、自衛を考えなければならなくなったのは

 

火を見るより明らかであろう。

 

 

 

 

 

だから、憲法改正は 議論しなければならないと思う。

 

 

 

 

 

が、しかし。

 

 

しかーーーーしっ!!!

 

 

 議論はとても慎重に 行う必要がある。

 

 

 


 

 

ヘタに変えてしまうと、

 

敵対国「あれ、あいつ憲法変えて やるき満々じゃねーか…

 

おいっ!あいつ また侵略する気だぞっ!?

 

まだ敵国条項残ってるし、やっちゃってもいいんすよねっ!国連さん!??」

 

 

 

国連さん「まー… 国際法上は問題はないというか… うん… ごにょごにょ…」

 

 

 

ということに繋がりかねない。

 

 

 

 

 

 

なので、議論をするので あれば  かなーり慎重に

 

そして国民のほとんどが すべてのリスクを理解できるほどに 落とし込みながらやってほしい。

 

少なくとも、パブリックコメントのように 形だけ聞いてますよ~と 形骸化させてはならない。

 

 

 

 

 

憲法改正の国民投票の場面にあっては、

 

もっと慎重に慎重を重ねて

 

重ね重ね重々承知、周知させたうえで どんだけ重ねんだよ……

 

やって欲しい。

 

 

 

 

 

投票も

 

手間暇、お金、どんだけ掛っても 

 

だれが見ても 明白に手続きが透明で


不正がなく、分かり易いように。


 

 

 

 

 

憲法改正は戦争だけの話じゃないが

 

差しせまっている大きなリスクとして、戦争について書いてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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自分的には、今すぐ変えてしまうのはリスクがあると思っている。

 

メディアの偏向報道がひどく、知る権利を害されているから。

 

変えるので、あればまず そこ。

 

 

 

報道の自由度67位(顕著な問題有りの評価)

 

 

腐敗認識指数15位(腐ってる順)

 

の日本。

 

 

 

 

そりゃ、そうだ。

 

報道しない自由を 振りまいてるんだから。

 

その情報で投票をしたら 腐敗もしてしまうでしょうよ。

 

 

 

 

 

判断する材料に毒が混ざっていれば、何作っても毒にしかならない。

 

奇跡的に中和されるとかあったらいいけど

 

そんな危なっかしい 料理食いたくないでしょ……。

 


とにかく、


知る権利がしっかりと担保されてから、


議論→国民投票 としていただきたい。

 

 

 

 

 

 

 なぜ、来ない……来ない…… 

 アメリカ〜♪

 

 早く来て((((;゚Д゚)))))))

 

 

笑えんよ…ほんと。。。

 

 








買い物カゴに2ℓのペットボトル2本を

入れてレジに 差し出した。




レジを打ち、会計した後


レジのおばさんは、 
そのペットボトル2本が入った買物カゴを 
私のカートに載せてくれようとした。




なんとサービスのいい、おばさんなんだ。

と思い、カートを差し出した。






しかし、おばさんは その買物カゴを なかなか

持ち上げることができず

ガタッ、、ガタンッ!!!

ガタタタッ!!!




どうやら、
レジ台と カートとの僅かな段差に
手間取っている様であった。





ふん、だから 女ってのわ……

私は鼻で笑ったあと

「いいですよ、私がやりますから」

といいカートに 自分で載せることにした。





親切心から ではない。

非力で情けない、その女を見蔑んだのだ。






差別というものは、なくならない。

自分より劣ったポジションの人間を人間は

見下すのだ。

たとえ、それが50歩100歩の 取るに足らない

僅かな差であったとしてもね。







いや、僅かな差だからこそ、差別するのだ。

僅かだからこそ、怯えているのだ

自分が出し抜かれることを。





自信がないから、見下すことによって
安堵したいのだ。


"自分は大丈夫"というお守りを手に入れたいがために。







私もその1人、見下すことによってお守りを手にいれたい人間である。
すなわち、自己保守型の差別主義者だ。




だから、自分より非力で、情けないその女を蔑んで 自らを高みに置いたのだ。




私の方が勝っている、優っている、
自分の価値を保つ、
その事実を確定させたいが為に。





やれやれ……と 呆れ顔の私は

買物カゴをカートに 載せた瞬間、

カートが横転し、前につんのめった。




ガッシャーンっ!!!!

ドテテッ!!!


「お、お客様様ー?!!大丈夫ですか?!!」





私は思った

「いやーっ!見ないでぇ〜っ!!!!!」





レジ台の 下に横たわる 無精髭のおじさんは

おばさんに 見下された。



(男のくせに……こんな重さの荷物も待てないの?)


(その年で、ペットボトル2本だけ買って行くなんて どうかしてるわね、この髭面バカ男…)

(だから、あなたは結婚できないのよ)





私が床に跪坐いて 茫然としていると

おばさんが、ペットボトルをカゴに拾い上げ

軽々とカートに載せてくれた。






どうやら、よくよく考えると
レジに貼ってある 感染防止のビニールシートが邪魔で 載せるのに戸惑っていたようだった。



※客側にビニールが貼ってあるので、
レジ台より 少し高くなっているカートには、かなり載せ難い。

反対に、私側からは、カゴを引き出せば良いだけなので、割と楽に載せられる。
横転したけど……。







しかし、わたしのプライドはダイヤよりも固い。





すぐさま 紳士的にこう言って差し上げた。

「私は大丈夫です、あなたは大丈夫でしたか?」
Σ(-᷅_-᷄๑)




意味が分からず、キョトンとする
おばさん。


おばさん「え、いや…お客様は…だいじょぶで……」


「私は大丈夫です、あなたは大丈夫でしたか
Σ(-᷅_-᷄๑)??are you okey?




おばさん「え、いや……だいじょぶ…ですけど。。。」


私「そうでしたか、大丈夫ならよかったです」
Σ(-᷅_-᷄๑)


私は、優しく微笑みを残し颯爽とさっていった。 



逃げたい! 早く!
逃げるは恥だが、とにかく逃げたいっ!!
((((;゚Д゚)))))))



という 思いを押し込めて 
ゆっくりと威風堂々とした足取りで  
出口と入口を間違えて警備員に「出口はあっちですよ」と言われながら。

 



お前が大丈夫じゃないだろ…
という視線を 強く背中に受けていたが



そんな視線は構ってられない。
私には守らなければならない大切なものがある。



そう、プライドという私が私であるための
ダイヤモンドよりも固い、私を形造る礎をね。




プライドを守るためなら
私は努力を厭わない。



こうして私は、今日もプライドを守ったのであった。








明日はどんな 私を脅かす出来事が起こるのだろうか。
くるなら、こい。
私はそれを のり越えてみせる。





プライド防衛隊、プラレンジャーの戦いは
明日もつづく
プライド、あなたを守るために。