試食コーナー 〜誤解だよ、チンジャオロースは好きだけど〜 | 珈琲 たいむす

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この世紀末の雰囲気、もう笑うしかない。


※世の中は誤解と偏見で溢れかえっていると感じます。
そんなヒトの特性に、少しモヤッとした出来事
を再掲します。
(2015年5月執筆)



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昼ごはんを食べ終わったあと


お茶を買おうと

スーパーへ入った。




試食が沢山でていて 

感じが良さそうなので

お姉さんのウィンナーの試食をたべた。







すると


近くにいた おばさんに「次はこっちもどうぞ!」


と 言われて





小茶碗 1杯分 くらいの

チンジャオロースを差し出された。

さすがに 今の 満たされている 昼飯後のお腹では食べきれないので

断ったら










(あ… 若い子のは食べるのにね…

あらそう、このムッツリすけべ…

あなたはチンジャオロース が食べたくないんじゃ           なくて 

あたしの作った料理が食べたくないんでしょ?


あ~そう。 






別にウィンナーが好きなわけじゃなくて

若い子のしょんべん臭い手垢がついた

料理が食べたかっただけなんでしょ?


だから、あなたは


若い子が作ったウィンナーソーセージを受け入れ


わたしのチンジャオロースを断った…


つまりはそういうことよね?


さぞかし、ウィンナーソーセージが美味しかったことでしょうね


あなたのポークビッツも喜んでいるでしょうよ


…この、食欲と性欲が入り乱れた
慇懃無礼な変態ポークビッツ男っ!!)










という目で見られた。












違う、そうじゃない…


大盛りすぎ....

それだけの理由なのに…







あんな大盛り は 試食の範疇を超えている 

心の準備が、必要だ






昼飯後じゃなかったら 頂いていました。

量がおおかった。  それだけである









そして・・・

どちらかというと 俺は あんたの方がタイプだったよ…

恥ずかしいから 言わないけどさ。。



















{0EA87DD3-9234-4F3C-9EE0-B42998F8A7D8:01} 

「いかがですか~?俺のポークビッツですよ~」




















ヒトの行動は、誤解と偏見に基づいている。
親しい間柄であれば、「ちがうよ、あれはさ…」
と言えるが
今回のような、一見の客と試食販売員のあいだでは、言い訳をすることもできない。


「違うんですよ、今、昼飯食べたばっかりで〜
ウィンナー1コくらいなら食べれるんですけど、そのチンジャオロースはもう夕食のおかず並の量だから食べられないんですよ〜」


言えなくもないけど、向こうもなにも言ってないのに、こんなにタラタラ喋られても困るだろう…


第一、こちらの勘違いかも知れないし、
言い訳するほど、誤解される…ということも
ある。。




逆にストレートに
「あの子?ぜんぜんタイプじゃないですよ。
俺、あなたの方が好みなんですよ。
だから、おばさんがポークビッツ持ってたら
俺、そっち食べてましたよ!
そしたら、俺のポークビッツも…」


捕まるだろう。

今日もまたどこかで、小さな誤解が生まれては消えてゆく…

心の傷は消えないままに