友人宅にお邪魔して帰るとき。
「ご馳走様でした〜 じゃあ、また」
失礼しまーす
と
カチャ… とドアを閉めて外へ出るわけだが
それと同時に
ガチャンッ!!
と施錠をする人がいる。
ま〜 気にしない人からしたら
なんだそれ、、、
と思うかも知れないが
施錠が早すぎる と エッ…と感じてしまうのだ。
いや、ほんと 相手はなんも気にしてないんだと思う。
ふつうに、安全のために施錠をしているだけ
と思うが、 ドア閉めた後すぐに
ガチャコンっ! とやられると
なんか、追い出された感が……するのだ。
ほんと相手は悪気ないのは分かっているのだが
なんだか、勝手に傷ついてしまう のだ。
そっち側からみたら
めんどくせぇ〜……( ̄▽ ̄;)
だろう。
言いたくなる気持ちも分かる。
でも、
ほんとに、少しだけなのだが
傷ついてしまうのだ……
ほっとけるレベルだから、
言うほどのことでもない。
言ったところで、ガチャコンする人に理解されない気持ちだろう。
これは、まさに 個性の範疇の事柄である。
特にどーもしなくていいと思うが
なんか、ちょっとだけ気持ち悪いので
解決できるに越したことはない。
こちら側だけで どーにか できないものか?
どうにかして、このミスマッチを 1人で解決できないものか……
私は考えた。
考えて、ひらめいた。
そうか、
施錠される前に ドアの前から
走り去れば いいのだ。
さすれば、ガチャコンを回避することが
できるっ!
だから、私はダッシュしてみた。
では、また〜 カッチャン…
ダーーッシュ!!!
ガチャコンっ!!!
だぁーーー無理かぁぁあ!!!
くそぉぉうっ!!
まぁ……閉めてすぐ0.2秒で ガチャコン!
だから…それは、無理か。
そんなスタートダッシュうまかったら オリピックで金メダル獲れちゃうもんな……
よし、こうなったら
やられるまえに先手を打つのだ。
挨拶をした後、ドアを閉めずに
すぐに駆け出して
遠くに逃げるのだ。
これならば、ガチャコン! をきかなくて済む。
よし、これなら……
「じゃあ、ごちそうさま〜…でわ(・ω・)ノ」
ダーーッシュ!!!!!!
私はドアを開けた瞬間に 外へ走り出した。
よし!
これで、これで、ガチャコンを 回避することが
できた!
聞こえるは、ウィニングランの風切り音のみっ!
あははは……私の勝利だぁぁあー!!!
ふぁーはっはっはっ!!!
そしたら、友だちが追いかけてきた。
友「おい、どーした?! 大丈夫か?!」
私 「いや…… どーもしないよ…」
友「 でも、いきなり走り出したから、
どーしたのかと思ったよ」
私「いや、、別にほんとにどうもしないから…大丈夫……」
友「お前、なんか変だぞ」
私「うん、だよな……俺もそう思うよ……」
俺は変だ。
